MLB公式が来季のメジャーの注目イベントを紹介 　メジャーの2024年シーズンはドジャースの4年8度目のワールドシリーズ制覇で幕を閉じた。MLB公式は早くも2025年シーズンへ目を向け、ドジャース-カブスの日本開幕戦やイチロー氏の殿堂入りなど、来季への注目イベントを紹介した。 　MLB公式のマニー・ランダワ記者が「野球が恋しい？　2025年に向けて楽しみなことはこれだ！」と来季の注目イベントをピックアップ。まずは大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースと今永昇太投手、鈴木誠也外野手が所属するカブスが日本での開幕戦で激突することを挙げた。 「これ以上、ショウヘイ・オオタニへの熱狂が高まることはないと思っていた矢先、スーパースターのオオタニが、彼と同郷（日本）の右腕、ヨシノブ・ヤマモトとともにドジャースを率いて、母国を訪れ、3月18日と19日に東京ドームでカブスを相手に2025年のMLBシーズンをスタートさせる」と伝えた。 　同メディアは大谷、山本だけでなく「もう1組の日本人センセーション」として今永、鈴木の今季の活躍ぶりを紹介。「2025年の東京シリーズは、MLBのレギュラーシーズンの試合が東京で開催される6回目の機会となり、初めて開催された2000年のカブス対メッツ戦から25年後にあたる」と日本開催をあおった。 イチロー氏の殿堂入りにも注目 　さらに大谷に関しては「マウンドに復帰する」と紹介。昨年9月の右肘手術の影響で今季は投手を封印し、打者に専念。今季の二刀流はなかったが「あらゆる場面で私たちを驚かせるような選手というものは、常に限界を試してくる。（常に私たちを驚かせるような活躍をする選手は、あらゆる場面で我々の想像以上の活躍をすることがある）」と記した。そして「2025年、オオタニは、3桁の速球と破壊力のある数々の変化球を武器に、ディフェンディング・チャンピオンの先発ローテーションに加わる予定だ。彼のことだから、2025年の彼の登板はどれも見逃せないイベントになるだろう」と期待を寄せた。 　また、イチロー氏の殿堂入りにも言及。「2001年に、日本から初の野手として、NPBからメジャーリーグへ移籍し、球界に旋風を巻き起こした偉大なイチロー・スズキが、2025年に野球殿堂入りの資格を得ることになる」と伝えた。さらに「イチローは2025年の投票用紙において間違いなく最高の選手だ」として、現役時代に刻んだ数々の偉業を並べた。 「毎年7月は（アメリカ野球殿堂博物館のある）クーパースタウンはマジカル（幻想的）になるが、来年の7月は、オオタニのようなスターたちために道を切り開いた男が野球殿堂に入るとなれば、さらにマジカルなものになるだろう」と歴史的瞬間を待ち望んでいた。（Full-Count編集部）