東京・葛飾区の住宅で70代の男性を粘着テープで縛り、現金などを奪ったとして、29歳の男が逮捕されました。 警視庁によりますと、強盗致傷の疑いで逮捕された山内裕太容疑者は、2日未明から午前にかけて、葛飾区東水元の住宅で住人の70代の男性を「騒ぐな、殺すぞ」と脅した上、顔を殴るなどしてケガをさせ、現金などを奪った疑いがもたれています。 午前10時半すぎ、近くの住民から「中に人がいるようだ」と通報があり、警察官が駆けつけたところ、粘着テープで縛られた男性が見つかり、現場近くにいた山内容疑者を現行犯逮捕しました。 山内容疑者は窓を割って侵入したとみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。 また、逮捕前、現場にとどまっていた山内容疑者と会話したという付近の住民によると、山内容疑者は、「お金がなく、指示を受けて言いなりになってやってしまった」「自首するつもりです。あと2人くらい戻ってくるかも知れない」などと話していたということです。 警視庁は、ほかにも関与した人物が複数いるとみて行方を追うと共に、関東で相次ぐ強盗事件との関連を調べています。
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