デコピンは大谷に抱えられて優勝パレードに登場した 　ドジャース・大谷翔平投手は1日（日本時間2日）、ロサンゼルスのダウンタウンで行われたワールドシリーズ優勝パレードに参加。その後はドジャースタジアムでの優勝セレモニーに登場した。真美子夫人とともに、愛犬デコピンを抱えながら姿を見せた。大観衆が詰めかける一大イベントとなった中、「マジでお利口さんすぎません？」とデコピンに注目が集まっている。 　大谷はデコピンを抱き、真美子夫人やチームメートらと2階建てバスに乗って登場。沿道を埋めたファンの声援にこたえた。デコピンが登場すると、MLB公式X（旧ツイッター）は「ワールドシリーズ優勝パレードにショウヘイ・オオタニとデコイ」と速報するなど、観衆もメディアもデコピンに沸き立った。 　デコピンは大舞台にも関わらず、吠えたり暴れることなく、大谷の腕の中で落ち着いた表情を浮かべていた。また、バスに乗り込む前にはドジャースナインの子どもたちから頭を撫でられる場面もあったが、一切吠える素振りもなかった。 　日米のSNS上ではデコピンの“態度”に注目の声が。「デコくんいい子だねぇ」「デコくん、本当にいい子だなあ　全然吠えないし、知らない人に触られても平気だし……なんと言っても賢い!!」「デコイは吠えず、品格があり、とても賢い犬」「世界で一番賢いワンちゃん」「世界で最も有名な子犬」「若いのに大人しいほんまにええ犬やなあ」と絶賛の声が殺到した。 　デコピンは8月28日（日本時間29日）の本拠地・オリオールズ戦、自身のボブルヘッド（首振り人形）が配られる日に始球式を行った。デコピンはマウンドから合図とともにボールを咥えて、捕手役の大谷の元にダッシュ。鮮やかな“ストライク投球”に本拠地は大歓声に包まれた。思えばこの時も、一切動じることなく完璧に全うしていた。（Full-Count編集部）