【門別・エーデルワイス賞注目馬】過去26年でJRA所属馬11勝vs地方所属馬15勝 波乱も珍しくない2歳牝馬重賞

 門別競馬場で10月31日(木)に行われるエーデルワイス賞(2歳牝・JpnIII・ダ1200m)。98年の創設から昨年までにJRA所属馬が11勝、地方所属馬が15勝とダートグレード競走にしては珍しく、地方馬が互角以上の戦いを見せている。  12年には3連単70万超え、13年には3連単100万オーバー。昨年も10番人気のモズミギカタアガリが勝利するなど、波乱も珍しくない。難解な一戦で白星を飾る未来の女王候補はどの馬か。発走予定日時は31日(木)の20時ちょうど。主な出走予定馬は以下の通り。 ■ミリアッドラヴ(牝2、栗東・新谷功一厩舎)  一族に活躍馬がズラリと並ぶ良血。姉のスティールブルーは昨年のアルテミスS3着馬で、伯母のワンミリオンスはダート重賞2勝を挙げている。また、同じ母系にはGI/JpnI・2勝のテスタマッタがいる。今年9月の新馬戦は2着馬と半馬身差だったが、3着以下には大差を付けていた。良血馬の素質を見せつけ、初タイトルゲットなるか。 ■アーデルリーベ(牝2、栗東・斉藤崇史厩舎)  祖母に名牝ビワハイジがいる血統。したがってブエナビスタやジョワドヴィーヴルなどと同じ一族にあたる。6月のデビュー戦はゴール直前で差され2着だったが、続く8月中京の未勝利戦を5馬身差の圧勝。なでしこ賞は4着も、高い先行力を見せつけた。初白星の内容から1ハロンの距離短縮はプラス。スピード生かして戴冠狙う。 ■ハーフブルー(牝2、北海道・小野望厩舎)  デビュー戦、2戦目は2着に敗れたが、7月の牝馬未勝利戦を5馬身差で快勝すると、続くJRA認定アタックチャレンジは後続に7馬身差を付けた。札幌の芝競走では結果が出なかったが、ダートに戻って3勝目。1200mの距離にも対応できることを確認した。他馬の出方を見ながら運べる大外枠は悪くない。地元にビッグタイトルもたらすか。 ■エイシンマジョリカ(牝2、北海道・米川昇厩舎)  今年5月の初陣は単勝90.8倍と人気薄でのデビュー勝ちだったが、7月に早くも2勝目を飾るなど、初戦が決してフロックでは無いことを証明。その後も安定した成績を残し、前走のネクストスター門別では、上がり最速の末脚で3着と見せ場をつくった。ハイペースになりやすいエーデルワイス賞。後方待機策がハマればアッと言わせるシーンも。  そのほかにも、初ダートを快勝したイッシンフラン(牝2、美浦・竹内正洋厩舎)、南関東から果敢に挑戦するパトリオットゲーム(牝2、川崎・山崎裕也厩舎)などが出走を予定している。

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