昨年の菊花賞時とはまるで別馬 本格化の兆し感じるAR共和国杯の出走馬とは

 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が28日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。3日(日)に東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。  田井氏は1頭目にショウナンバシット(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)を挙げ、開口一番に「充実感に満ちた素晴らしい立ち写真」と発言。「四肢が力強く地面をとらえ、バランスの良い立ち姿」と述べ、続けて「力んで立っていた菊花賞とはまるで別馬で、凛々しい表情からも気力がみなぎっていることが伝わってきます」と絶賛した。  さらに血統面とも絡めて強調する。母母オーサムフェザーはデビュー10連勝した米国の名牝で、叔父スーパーフェザーが6歳暮れにオープン入りしていることから、「晩成タイプの子孫を残している」と分析。「ショウナンバシットも早くから活躍しましたが、古馬になってようやく本格化が始まったように思う」と口にし、前後躯の筋肉が成長している点や、皮膚が洗練されていると解説。ハンデ戦のため斤量が今回のカギとしながらも、「重い斤量を克服してもなんら不思議ない充実ぶり」と好走を期待した。

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