マーリンズ監督に就任したマッカラー氏が語るドジャースの強さ 今季までドジャースの一塁コーチを務めたクレイトン・マッカラー氏が、マーリンズの監督に就任した。今季100敗を喫して地区最下位に沈んだマーリンズをどう立て直していくのか。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」に出演し、ドジャースで学んだことを生かしていくことを明かした。 44歳のマッカラー氏は2021年からドジャースのコーチを務めた。今季加入した大谷翔平投手の“走塁改革”に貢献。相手投手の癖などを話し合い、昨季までのキャリアハイを大幅に更新する59盗塁、メジャー史上初となる「50本塁打＆50盗塁（50-50）」達成を支えた。 番組で司会を務めるブライアン・ケニー氏にドジャースで学んだことを問われたマッカラー氏は「人の重要性。質（の高さ）やお互いの協力がベストを作り上げる」とし、選手の成長促進や育成メソッドはMLBレベルだけでなく傘下もしっかりしていると述べた。 さらに「経験や経歴に関係なく、選手には向上心がある」と説明。コーチ陣も「成長をあらゆる方法で手助けをする。小さな積み重ねが、シーズンの結果に現れる」と強調した。 デーブ・ロバーツ監督や、球団の運営体制などから得たことについても言及。「デーブは本当に素晴らしい人物。毎日がエネルギッシュで、私たちを奮い立たせてくれた。自主性を重んじ、信頼してくれる。4年間彼と一緒に過ごせて感謝している」とし、「試合の準備。分析チームが提供してくれるデータ、動画解析。選手達が理解できるようにかみ砕いてくれるんだ」と絶賛した。ドジャース流でマーリンズを立て直せるか。その手腕に注目だ。（Full-Count編集部）
もっと
