来週20日以降に行われる見通しの首相指名選挙をめぐって、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の野党3党は、15日、党首会談を行います。 立憲民主党・安住幹事長 「明日の午後から夕方になると思いますが、3党党首会談を開催いたします。野田代表、藤田共同代表、玉木代表の3人だけで会談をしてもらうことになりました」 立憲・維新・国民の野党3党の幹事長会談では、立憲民主党から首相指名選挙で候補を一本化することについて呼びかけがあり、それに対して国民側からは衆・参でどう過半数を確保するのか政権の枠組みを示してほしいと要請したということです。また、榛葉幹事長は安保法制と憲法の緊急事態条項、そして原発政策について、立憲民主党の見解を示してほしいと要請しました。 一方で立憲から国民民主には年収の壁を178万円に引き上げる場合の財源について、そして維新には社会保障改革の進め方について、それぞれ見解を示すよう求めたということです。 15日に行われる3党の党首会談で、首相指名選挙に向けて各党が一致できるかどうかは不透明な状況です。 一方、自民党の高市総裁は15日、立憲民主党の野田代表、国民民主党の玉木代表とそれぞれ個別に会談する予定です。また、日本維新の会とも党首会談を調整しています。首相指名選挙をめぐる与野党各党間の協議は、党首レベルでいっそう活発化することになります。
もっと
