京都地裁の一般職員が９月、法廷内で起きた騒ぎを巡り、傍聴人について「ジジイババア」などとＸ（旧ツイッター）に投稿していたことが地裁への取材でわかった。 投稿は、９月２２日に地裁で開かれた男性２人の勾留理由開示に関するもの。男性らは京都大構内で集会やデモ行進をした際、大学職員を転倒させるなどしたとして、公務執行妨害容疑などで逮捕されていた。 投稿には「京大の左翼と別のジジイババア左翼集団が応援に来てたけど 法廷で騒ぐわ、学生と高齢者が大喧（げん）嘩（か）して殴り合うわ」「法廷出てからやって欲しい。ずっと９０ｄＢ（デシベル）超えてて鬱陶（うっとう）しかった」と記載されていた。 地裁は、読売新聞の取材に投稿が職員によるものと認めた上で、「処分するかどうかも含めて対応を検討したい」とした。 この日の法廷は、読売新聞の記者も傍聴。多数の傍聴人で席は埋まっていた。複数の傍聴人による発言が繰り返され、一部で聞き取りづらい状態が続いていた。
もっと
