異例のリレー救済レース 4×400mは“王者”アメリカが勝利、4×100mはパリ五輪銀の南アが38秒64、決勝に0.3秒届かず

■東京2025世界陸上競技選手権大会(21日、国立競技場) 【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手 東京世界陸上最終日、リレーの2種目で異例の救済レースが行われて4×400mではアメリカがケニアに勝利し、決勝進出。4×100mでは南アフリカが38秒64と0.3秒届かず決勝進出とはいかなかった。 異例中の異例となった2種目での救済レース、前日20日、4×400m予選でアメリカとケニアが同組のザンビアと接触があったために2か国が救済となり、一騎打ちのレースで勝者が決勝へ進出する。 タイムよりも勝利が条件となった異例なレース、アメリカは1走のC.ベイリー(25)がケニアを追っていい位置で2走のD.スミス(26)に繋いだ。スミスはオープンレーンでケニアの前に入ると、最終コーナーで並ばれたが、最後の直線で突き放した。盤石なレース展開でアンカーのJ.マクキバー(23)がフィニッシュし、3連覇中の王者・アメリカがケニアに勝利、夜に行われる決勝に駒を進めた。 そして、4×100mでも日本と同じ組で走った南アフリカが1走と2走でバトンが渡らずに途中棄権となっていたが世界陸連(WA)が「南アフリカとイタリアで接触があったため、南アフリカに救済措置をとる」と発表。予選と同じメンバーで1レーンを走り、決勝に進出した8位のチームの38秒34以上をマークすれば決勝に進める。 南アフリカはパリオリンピック™銀メダル、今回もそのメンバーは3人エントリーされている。たった1チームのレース、1走はS.マスワンガニー(24)がしっかりスタートを切ると2走のS.ダンビレ(23)に確実にバトンをリレーした。3走のB.ヌコアナ(20)が流れに乗るとアンカーはこの日32歳の誕生日、A.シンビネ(32)、競り合う相手がいなかったが、全力でフィニッシュした。タイムは38秒64、決勝進出まで0.3秒届かなかった。

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