きのう（18日･木）、台風が3つ発生しました。台風17号、台風18号、台風19号です。 【画像】“トリプル台風”発生 いつどこで雨が降る？19号が本州へ向かう動きも…最新の進路予想 17号は西寄りに進み、きょう（19日・金）夜には、熱帯低気圧に変わる見込みです。 18号も西寄りに進む見込みで、かなり発達して22日（月）には、最大風速50メートルと非常に強い台風になる見込みです。 沖縄では波が高くなるほか、石垣島など先島諸島では22日（月）以降、雨・風が強くなるおそれがあります。 19号も西寄りに進んだ後、22日（月）頃、北寄りに進路を変え、その後動きが鈍くなる見込みです。 台風の中心を結ぶ点線を見ると、東にそれるように見えます。ただ、予報円が重なっているためそう見えるだけです。この後、台風が迷走し、動きがかなり読みにくくなる見込みです。 きょう（19日）午後4時頃に出された、スーパーコンピュータの雨の予想シミュレーションを見てみると… 23日以降、大きな雨雲と渦が西へ進み、日本列島に近づく動きを見せています。 迷走した後、24日以降、西に進む可能性があります。 本州の南の海面水温が高いため、かなり発達するおそれがあります。 この予想で、固まっているわけではありません。今後、この予想はがらりと変わる可能性があるため、あくまで参考程度にご覧ください。 ただ、このようなシミュレーションもあると思って、備えを早めに行っておくことが必要です。 また、諸外国の進路も同様のルートを予想しているものもあります。 22日（月）～23日（火）に台風の動きが鈍くなった後、再び西側に進むコースを通り、西日本にかなり近づく予想になっています。 こちらも、上空の高気圧の強さや位置によって、コースが大幅に変わる可能性があり、まだ予測は固まっていません。ただ、日本にとって嫌なルートを通る可能性もありますので、来週にかけて、最新の予報を取り入れるようにしてください。