劣悪な環境でネコを飼育し10匹以上を衰弱死させたなどとして、熊本市に住む女が逮捕されました。 動物愛護管理法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市北区の無職、宮田由紀容疑者(51)です。 警察によりますと、宮田容疑者は去年2月ごろから今年6月にかけて、自宅に隣接する貸家内で、ネコの排泄物や死骸が放置された不衛生な環境で、十分な餌をやらずにネコ13匹を衰弱死させるとともに、12匹を飼育する虐待をした疑いが持たれています。 警察によりますと、宮田容疑者にネコを預けていた人から「預けたネコが死んでいる」と110番通報があり、熊本市動物愛護センターや警察が詳しく調べていました。 警察の調べに宮田容疑者は「預かるネコが増えていき、飼育の費用や手間が増え面倒になっていった」と、容疑を認めているということです。 警察は、全部で132匹分のネコの頭蓋骨を確認していて、死んだネコの数はさらに増えるとみています。 関連記事 ▼死骸で見つかったネコ157匹を悼む 合同慰霊祭 熊本 ▼“劣悪な環境”でネコ150匹死亡か 警察が「死がい」を証拠品として回収 飼育女性に動物愛護法違反容疑 熊本市
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