収穫の秋を迎えていますが、コメや野菜の値上げが家計を直撃しそうです。 背景には生産コストの上昇や猛暑の影響などがあるようです。 （ホクレン 篠原末治会長）「（コメは）作況とこれからの潤沢な小売りでの販売ができれば価格は落ち着いてくると見込んでいる」 ホクレンの篠原会長は今後のコメ価格について、現段階での見通しは困難とした上で、販売する量が増えれば落ち着いてくると見解を示しました。 しかし、札幌市の調査では今月のコメの小売価格は「ゆめぴりか」が5キロあたり4351円。 「ななつぼし」が4085円と去年までの過去5年間の平均価格と比較すると大幅に値上がりしています。【 また、野菜も同じ傾向です。 100グラム当たりの価格はニンジンが53円。 タマネギは34円。 ジャガイモは46円とそれぞれ過去5年間の平均に比べ3割近く値上がりしています。 ホクレンはコメや野菜の値上がりについて、生産コストの上昇やことしの猛暑の影響などを上げています。 実りの秋を迎える中、押し寄せる値上げの波。 食卓への影響は避けられそうもありません。
もっと
