男子400mハードル・井之上駿太「現実は甘くなかった」 豊田兼、小川大輝の日本勢3人は準決勝進出ならず【世界陸上】

■東京2025世界陸上競技選手権大会(15日、国立競技場) 【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手 男子400mハードルの予選が行われ日本から3選手が出場した。1組の井之上駿太(23、富士通)は49秒73で組8着、2組の小川大輝(22、東洋大)は50秒08の6着、5組の豊田兼(22、トヨタ自動車)は51秒80で組8着となり、各組上位4人とタイム上位4人が進む準決勝への進出はならなかった。 予選5組に登場したパリオリンピック™代表の豊田。国立競技場の大声援を受けると大観衆に一礼した。集中力を高めてスタートを切ると、3つ目のハードルまでスピードに乗った。コーナーに入って隣の選手に並ばれたが慌てずに落ち着いてついていった。 最終コーナーを抜けて直線に入ると、歩幅が合わずに足を合わせてしまい失速、51秒80で組8着に終わった。 井之上は1組に登場、フィールドに登場すると、観客に手を振って笑顔を見せた。スタートはタイミング良く飛び出したが、中盤以降、隣のレーンの選手に並ばれると走りのリズムが崩れて、ジャンプのタイミングがわずかにズレてしまった。最後の直線でも伸びず49秒73の8着に終わった。 2組で登場したパリオリンピック™代表の小川はウォーミングアップ中にスタンドへ手を振るなどリラックスムード。スタートから積極的にレースを進め、最終コーナーも完璧に入った。4着争いでコーナーを抜けたが、前半に力を使いすぎて、残りハードル2つで失速し、50秒08の6着だった。 レース後、初の世界大会を終えた井之上は「どんな雰囲気なのかすごくわくわくしてて、名前を呼ばれたときにすごい拍手をいただいて、これはいけるぞと思ったんですけど、やっぱり現実はそう甘くなかったですね」と話した。 45秒94の世界記録を持つカルステン・ワーホルム(29、ノルウェー)は48秒56で組3着。最後は流す余裕の走りで予選を突破した。準決勝は17日に行われる。

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