ルノー・スポール復活か? 1年以内に新型高性能モデルを「提案」へ

鍵はアルピーヌとの兼ね合い ルノーは、新型高性能モデルの導入を検討中だ。同社CEOによれば、今後1年以内に「最初の提案」を発表する予定だという。 【画像】情熱的なフレンチ・ホットハッチ【ルノー・メガーヌR.S.を詳しく見る】 全14枚 最後の本格スポーツモデルは、ホットハッチの4代目メガーヌR.S.で、最高出力300psの特別仕様車ウルティムとともに既に生産終了している。 ルノー・メガーヌR.S.ウルティム ルノーは最近、スポーティなモデルの開発を再開し、限定生産の14万ポンド(約2800万円)の5ターボ3Eを市場に投入した。これは最高出力540psの電動ハッチバックであり、ルノーの高性能EVの開発力を示す意図があった。 ルノーのCEOを務めるファブリス・カンボリーヴ氏は、今月開幕したミュンヘン・モーターショーでAUTOCARの取材に対し、手頃な価格のスポーツモデルを投入する計画について「いくつかの選択肢を検討しています。今後12か月以内に何らかの提案をさせていただくつもりです」と述べた。 カンボリーヴ氏はまた、このようなスポーツモデルを実現するにはコストと需要の「適切なバランスを見出す必要があります」と付け加えた。 この点に関連して、ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)の製品ラインマネージャーであるエマニュエル・デ・ジェズ・ペケーノ氏は最近AUTOCARに対し、新型クリオの高性能バージョンは現時点で計画されていないと明かした。その理由は、必要な投資額と予想される需要水準との「妥協点」にあるという。 ルノーは将来の排出ガス規制に対応するため、前身である4代目クリオRSの1.6Lターボチャージャー付き4気筒エンジン、あるいはアルピーヌA110の1.8Lエンジンの再開発を迫られる可能性が高く、そのコストは法外なものになる恐れがある。 新たな「提案」によりルノー・スポール(Renaultsport)の名称が復活する可能性もあるが、ルノー・グループでは引き続きアルピーヌをスポーツカーに特化させる方針のようだ。 2月、当時のグループCEOであるルカ・デ・メオ氏はAUTOCARに対し、ルノー・スポールは「凍結状態」にあると説明。「スポーティなものはすべてアルピーヌを基盤とします」としたものの、「だからといって、このブランドが復活しないとは限りません」と述べた。 さらにデ・メオ氏はこう続けた。「新型3Eターボがアルピーヌでない理由を問われたとき、わたしは『申し訳ないが、5ターボは最初からアルピーヌではなくルノーだった。本物を追求するなら、その歴史を尊重すべきだ』と答えました」

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