自民党が臨時総裁選を行うかの手続きに入ったことを受け議員の動きが本格化しています。麻生太郎最高顧問は3日午後、総裁選を求める考えを表明する見通しです。中継です。 首相経験者でもある麻生氏は党内で一定の影響力があり、総裁選を求める議員からは「追い風になる」と歓迎する声が出ています。 麻生派は3日午後、研修会を開きます。ある麻生派幹部によりますと麻生氏はその場で臨時総裁選を求める意向を表明するということです。一方、およそ40人いる麻生派議員の判断については「縛ることはしない」ということです。 一方、石破首相が両院議員総会で内閣の大臣・副大臣・政務官について、「判断はお任せする。強制はしない」と発言したことがわかりました。この発言などを受け武部文科副大臣や高村法務副大臣、穂坂デジタル副大臣などが賛成の意向を表明しています。 武部文科副大臣 「石破おろしをということではなくて、新しい自民党の出直し、作り直しをするには、総裁選はやるべきだと思っています」 こうした中、去年の総裁選で石破首相と戦った高市前経済安保相が2日夜、自身を支持する議員らおよそ10人と都内で会談しました。出席者からは総裁選を求めていくべきとの意見が出たということでポスト石破をめぐる動きも今後活発化しそうです。
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