◆米女子プロゴルフツアー　ＦＭ選手権　最終日（３１日、米マサチューセッツ州ＴＰＣボストン＝６５３３ヤード、パー７２） 　２３位で出た山下美夢有（花王）は７バーディー、１ボギーの６６をマークし、通算１３アンダーの７位で大会を終えた。優勝した海外メジャーＡＩＧ全英女子オープン以来４週ぶりの実戦で、ツアー３試合連続となる今季８度目のトップ１０フィニッシュ。 　中継局ＷＯＷＯＷのインタビューに応じ「今日は比較的ショットも安定していた。いい距離も入ってくれて、スコアを伸ばすことができた。いいラウンドだったと思う」と振り返った。 　１番、２番と続けてバーディーパットがカップに蹴られ、３番パー３で第１打をバンカーに入れてボギーが先行する嫌な流れにのまれることはなかった。 　「落ち着いてプレーできたし、ショットも安定していたので、我慢して、いい距離がまず決まってくれて、そこから流れが良くなってスコアを伸ばせた」。１７番ではピン左奥２メートル半を沈めて連続バーディー。後半に５つ伸ばして巻き返した。 　全英での初優勝後、初めての試合だった。「優勝する前はティーグラウンドに立った時に不安だったりが少しあったが、優勝してからは自信にもなったし、落ち着いてプレーに集中できている。そのへんがスコアにもつながってくれている。引き続き、直さなければいけないところはしっかり見直して、またいいラウンドができるように頑張りたい」と笑顔で口にした。 　次週はオープンウィークで、次戦はクローガー・クイーンシティー選手権（１１〜１４日、オハイオ州・ＴＰＣリバーズベンド）。「来週しっかりコンディションを整えて、また再来週いい状態でいいラウンドができるように頑張りたい」と語った。