岡山県出身の俳優、オダギリジョーさん（４９）が２８日、脚本・監督・編集を務め、自身も出演する映画のＰＲで岡山市内を訪れた。 オダギリさんは岡山県警本部で開かれた特殊詐欺被害の防止を呼びかける緊急対策会議にも出席。映画で自身が演じる警察犬「オリバー」として、「一日広報警察犬」を委嘱された。 ９月公開予定の映画「ＴＨＥ オリバーな犬、（Ｇｏｓｈ！！）このヤロウ ＭＯＶＩＥ」は、「狭間（はざま）県警」の鑑識課警察犬係の警察官とその相棒オリバーが不可解な事件に挑む物語。 会議では、役と同じ茶色い犬の着ぐるみを着たオダギリさんが登場し、工藤陽代（きよ）本部長から委嘱状を手渡された。 オダギリさんは会議後、報道陣に「『自分はだまされない』という考えをなくし、怪しいと思ったら誰かに相談してほしい」と話していた。 オダギリさんはその後、岡山市南区の映画館に移動し、先行上映の舞台あいさつに登壇。集まった約４００人の観客らを前に「今日初めて映画の完成版を見ていただく。それが岡山でできてよかった。岡山から大ヒットさせてほしい」と呼びかけた。映画は９月２６日に全国で公開される。
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