ゲイリー・オールドマン、「シザーハンズ」主役を“理解不能”と断っていた

ゲイリー・オールドマンは、映画「シザーハンズ」のエドワード・シザーハンズ役を「理解不能」として断ったそうだ。 1990年公開のゴシック・ロマンティック・ファンタジー作の主役は、最終的にジョニー・デップに決定。一方、ゲイリーは脚本を読んでも物語の内容が全く理解できなかったという。 同作以前に「ピーウィーの大冒険」「ビートルジュース」「バットマン」といった大ヒット映画を送り出していたティム・バートン監督からのオファーについて、ゲイリーはこう回想している。 「数年前だから、1980年代後半のことだろう。私はティム・バートンの『シザーハンズ』の役柄の候補リストに載っていた。短いリストさ。自分のエージェントは、私がその役を獲得する可能性が高いと考えていた。彼らから『脚本を読んでみろ』と言われてね。脚本を送ってくれたんだけど、私は『理解できない』と答えたよ」 「その時点で自分がティム・バートン作品を見ていないことを覚えておいて欲しい。あの奇抜で不思議な小さな脚本を読んでも理解できなかった」 「エイボン・レディ(化粧品セールスの女性)とハサミの手の少年。私には全く響かなかったよ」 「エージェントに『理解するのが無理。好みじゃない』って伝えた」 そんなゲイリーだが、実際に同作を見て数分で内容を理解したそうだ。 「そんなわけでティム・バートンには会わなかったんだ。その後『シザーハンズ』が公開されて、映画館に観に行った。(色鮮やかな家々が並び、カメラが丘の上の城のような建物へとパンアップする)オープニングのシーン、あの2分間で『わかった!』と思った」 ちなみにエドワード・シザーハンズ役にはゲイリーの他にも、トム・クルーズ、トム・ハンクス、ジム・キャリー、ジョン・キューザックなどの名前が挙がっていたとされている。 ジョニー、ウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト、アンソニー・マイケル・ホールらが出演した同作は興行的に大ヒット。バートン作品のファンからも絶大な支持を得る結果となった。

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