日産「新パトロール」がスゴい! 全長5.3mの巨大×最強V6ツインターボ搭載の「NISMO」も設定! 日本導入に期待がかかる「フラッグシップSUV」中東仕様とは!

全長5.3mの巨大ボディにV6ツインターボ搭載!  2025年6月25日、日産が中東で大型フラッグシップSUV「パトロール」のNISMO仕様を発表して話題となりました。  パトロールは主に中東地域で展開しているモデルのため、日本ではなじみのないクルマかもしれません。 【画像】超カッコいい! これが新「パトロール NISMO」です!(28枚)  しかしパトロールは、日本導入も期待されている一台なのです。 日産「パトロール NISMO」の気になる仕様とは?  パトロールの初代モデルが登場したのは1951年。当時の政府から、警察予備隊(現在の自衛隊)用の小型四輪駆動車を作るように要請されたことで誕生した、当初は日本国内用のクルマでした。  実際、入札に負けて警察予備隊には採用されませんでしたが、その後パトロールという名前で販売されることになりました。  警察予備隊用に作られたこともあり、パトロールはとにかくタフであることが特徴で、頑丈な4WD車として重宝されました。  その後、マイナーチェンジでメッキ加飾のパーツがフロントに設けられ、その見た目から「鉄仮面」の愛称も誕生し、警察や消防でも活躍するようになりました。  1960年に2代目、1980年には3代目が登場。3代目は海外ではそのままパトロールという名前で販売されましたが、日本では「サファリ」と名称を変更。これ以降のモデルは、海外ではパトロール、日本ではサファリとして販売されることになります。  日本販売用のサファリは1997年にフルモデルチェンジをしますが、2007年で販売終了。一方、パトロールは1997年のフルモデルチェンジで5代目、2010年には6代目が発表されます。  通常、新モデルが登場すると前モデルの販売は終了となりますが、5代目と6代目はおよそ14年にわたって並行して販売されました。  というのも、2010年に登場した6代目は、中東の富裕層向けに開発された高級SUVという位置付け。そのため、一般層向けの5代目とは別路線として、並行して販売することになったのです。  6代目パトロールは、全長5165mm×全幅1995mmというビッグサイズのSUV。富裕層向けに生み出されたこともあり、エクステリア・インテリアはゴージャスかつスタイリッシュなデザインを採用したほか、よりゴージャスな内装を備えた特別仕様車も登場するなど、高級感に焦点を置いたラインナップが特徴です。  エンジンは4リッターV型6気筒と5.6リッターV型8気筒の2種類。このうち、5.6リッターエンジンは最大出力400馬力、最大トルク56.1kgmと非常に強力なユニットで、砂漠など走りにくい場所でも力強い走りを生み出しました。  2024年には7代目パトロール(現行モデル)が登場。ラグジュアリーな雰囲気だった先代と比較し、7代目はより洗練された「未来感」のあるエクステリアデザイン進化しています。  特に、大きなメッシュグリルと、「コ」の字型の独特な形状のヘッドライトを備えたフロントが特徴的です。  ボディサイズも全長5350mm×全幅2030mmと先代よりもアップ。ホイールベースも3075mmもあり、ビッグサイズSUVとしてはトップクラスといえるでしょう  エンジンは最高出力316馬力、最大トルク39.4kgmの3.8リッターV型6気筒と、最高出力425馬力、最大トルク71.4kgmの3.5リッターV型6気筒ツインターボの2種類。トランスミッションは9速ATを採用しました。  エンジン性能はもちろん、走行シーンによって車高を調整する「アダプティブ エアサスペンションシステム」も備えるなど、走行時の快適性を高める装備も充実しているのもポイントです。  通常のグレードでも強力な走行性能を持つ7代目パトロールですが、2025年6月には待望の「NISMO」グレードが公開されました。  この「パトロールNISMO」は、最高出力495馬力、最大トルク71.4kgmを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。  車体にはリアスポイラーやグリルサイドエアカーテンなどのエアロパーツを追加し、走行性能を高めるだけでなく、見た目のスタイリッシュさもアップ。まさに「史上最強のパトロール」といえる一台です。 ※ ※ ※  強力なパトロールNISMOが発表されたことで注目を集めているパトロールですが、日本での発売も期待されています。  もし日本で発売された場合、高級SUVということでそれなりの価格になると予想されます。価格はもちろん、スペックもそのままになるのかなど注目です。

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