大谷翔平の「アンチ」が激白 HRを警戒して体がピクピク震えるように

「大谷がホームランを打つたびに即日その本数×1km走る」──大谷選手が1号HRを打てば1km走り、仮に100号HRを打てばその日のうちに100kmマラソンをするという“地獄の応援芸”に勤しむインフルエンサー・岩田ゆうたさん(23)。大谷選手の猛打は止まらず、昨年を上回る過去最多ペースで記録を伸ばし続けている。累計走行距離は780km(※8月8日現在)を超えたという。 【写真】「野球少年だった」大谷翔平選手マラソン企画に励む岩田さんのビフォアフ “大谷アンチ”になるために企画を始めたと前編で語った岩田さん。「プライベートを犠牲にして活動してるけど、収益は月1万ほどで生活もままならない」と明かすが、大谷選手のことは「まだ嫌いになれない」とのこと。アンチ(予備軍)だからこそ語れる大谷選手の魅力とは──。【前後編の後編。前編から読む】 「大谷選手って、仮に調子悪そうに見える時でもいきなりホームラン打つんですよね。とにかく読めない。5月は特に調子がよかったので、常に打ちそうな気配がしていた。だから登場曲が流れるたびに、ホームランを警戒して体がピクピクピクッて震えるようにもなりましたよ。もう拒絶反応です」 ──「アンチになりきれない」とのことでしたが、一方でプレーに恐怖を感じるようになった。 「5月31日(日本時間、以下同)のヤンキース戦で、大谷選手は21号と22号のマルチホームランを打ったわけですが、その3試合後の6月3日、23号ホームランを打った次の打席でホームラン級のデカい当たりがでたんです。2打席連続なのも凄いことですが、もしホームランなら23+24で47km、あわやフルマラソン確定……という場面でした。なんとかレフトが取ってくれて犠牲フライに。あれが今までで一番シビれました。  まあその半月後の6月15日に、1試合で24号と25号を打たれて、49km走るハメになったんですけどね」 ──今年、大谷選手は投手に復帰し、“二刀流”復活となりました。 「正直、めっちゃ楽しみでしたよね。一応、大谷選手がひとつ勝つたびに、その勝ち数分1kmプラスで走るという追加ルールを課すことに決めたぐらいには期待していますね」 ──ただでさえ過酷なチャレンジなのに、なぜルールを追加したんですか……? 「大谷選手は“二刀流”としてやられているので、大谷選手のバッティングだけでマラソンするなんて失礼じゃないですか」 ──アンチどころか、多大なリスペクトを感じます。 「正直、最近は大谷選手というよりも、相手のピッチャーに怒りを感じることが多くなっています。『なんで真ん中に投げるんだ! そんな球打たれるに決まってるじゃん!』ってテレビの前でキレてる。『それだったら俺に投げさせてくれよ!』って。絶対に打たせないという気持ちは、誰よりも持っている自信があります。だって、打たれたらマラソンなので」 ──投手復帰の2日目、6月18日のパドレス戦では大谷選手がデッドボールを食らうシーンもありました。 「怪我だけはしてほしくない、という気持ちで見ていました。やっぱ怪我して1回離脱したら、どうしても『この怪我の期間があったからマラソン企画を完走できたんだ』ってなっちゃうじゃないですか。それだけは嫌ですね。正々堂々、スポーツマンシップに則ってマラソン企画を全うしたい。まあ、僕のこれをスポーツマンシップって呼ぶのかはまた別の議論がありそうですけど」 ──岩田さんの根性が勝つか、大谷選手が記録を伸ばして岩田さんの心が折れるかの勝負ですね。 「だからこそ思うのは、メジャーリーグの試合数って異常に多い。日本のプロ野球だと基本的に月曜日が休みの6連戦なんですけど、メジャーは9連戦とか11連戦とか、長いと13連戦とかもあるんです。選手の体調のためにも、もう少し休みがあっていいと思います。あと僕のためにも」 ──メジャーリーガーと同じスケジュールで活動しているからこその気づきですね。岩田さんの活動を追うことでメジャーのスケジュール感や、大谷選手のホームラン本数の多さに気づいている方も多いと思います。 「そこに気づいてくれると嬉しいですよね。大谷選手の存在は知っているけど、いまいちその凄さがピンときていない子たちに、『岩田がこのタイミングでこの距離走っているってことは、相当凄いんだ』ってわかってほしいです」 「ファンって言うんですかね。でも、大谷選手に関係なく『これぐらいの業を背負って初めてアンチを名乗ってほしい』とは常日頃から思っていますね。自分に何の害もないのに、人のことを傷つけるのはどうなのかと。自分が追い込まれて初めて発言する権利があると思うんです。すべてのアンチに、アンチとしての覚悟を持ってほしいですね」 ──今年の大谷選手は、選手活動以外で様々なニュースがありますが、試合以外でもチェックされていますか? 「見るようになっちゃいましたね。それこそ、大谷選手の父親リスト入りしたニュースは活動にもかかわってきますし、真っ先に情報をキャッチしました。結局、意外と早く帰ってくるじゃんってなりましたけど。もうちょっとゆっくりしてくれてもいいのにな、って。でも、娘さんの誕生はほんとおめでたいことですね。成長したら一緒に走ろうよ、って声をかけたいです」 ──話を聞けば聞くほど、アンチからほど遠いように思います。 「嫌いっていうか、みんな大谷選手のことが大好きなので、1人ぐらいそういう視点のやつがいてもいいよね、っていうところから始めた企画なので。  実際、今も嫌いになれていないですし、そもそも人として勝てる部分もないので太刀打ちできない存在というか。前までは、大谷選手よりも暇な時間が多いって意味で、唯一自由度だけは勝っていたかもしれませんが、この企画のせいで今はそれさえも奪われてしまった。もう髪の長さぐらいしか勝っているところがない。お手上げです」 ──そんな岩田さんが思う、大谷選手“最大の魅力”はなんですか。 「安定感ですかね。安定した成績をずっと出されている点です。それこそ、大谷選手がホームランを打たないとこの企画は成立しないわけで、大谷選手がスーパープレーヤーすぎて、企画倒れする気配がない。だから、好きですね」  最後にはハッキリ「好き」と口にした“大谷アンチ”の岩田ゆうたさん。“地獄の応援芸”は、大谷選手がバッターボックスとマウンドに立つ限り、永遠に続いていく──。

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