「女の子はわがままでせっかちでちょっと不安定。ミスを犯すし、自分をコントロールできない時だってある」(2021年8月21日、本人Xより)──“コントロールミス”では済まない事態になってしまった。沖縄県警は8月5日、神奈川県横浜市に住む自営業・君島かれん容疑者(28)を麻薬取締法違反容疑で先月、緊急逮捕したと発表した。 【写真】”28歳ギャルダンサー”君島かれん容疑者がSNSに投稿した「肩見せショット」 君島容疑者は7月18日、海外から帰国した際の税関検査に引っかかり、違法薬物を複数所持していた疑いに問われている。地元紙社会部記者が解説する。 「君島容疑者はフリーのダンサーを名乗っており、『Queen B a.k.a. 君島かれん』名義でラッパーとしても活動していた。SNSの総フォロワーは10万人以上(8月5日時点)で、一部界隈では人気の“ギャルインフルエンサー”です。 捜査関係者によれば、君島容疑者は先月、イベントに参加するためタイ経由の航空便で沖縄県を訪れた。税関で職員が検査をしたところ、スーツケース内にしまってあったショートパンツのポケットの中から、ケタミン(麻酔薬)や合成麻薬MDMAなどが0.35グラムほど見つかったということです」 主にナイトクラブやイベントなどで会場を盛り上げる「GO GO ダンサー」として、その名を知られていた容疑者。ダンサーとして国内外を飛び回るかたわら、自身のプロポーションを活かしてグラビア活動なども行っていた。あるスポーツ紙記者が話す。 YouTubeで“懺悔” 「サブスクリプション型ファンサイト『Fantia』では、4つのコースを設け、水着着用の動画や写真をファン向けに発信していた。コースは無料のものから月額3万円の”超VVIPプラン”まであり、高額のコースだと『毎月1回テレビ電話』や擬似的な行為が見られるなどの際どいコンテンツも配信している。 GO GOダンサーといえば『バーレスク東京』のように、大きなハコに所属することが一般的ですが、容疑者は完全にフリーのダンサーとして仕事をしていました。“史上初の単独GO GOダンサー”と言われることもあったようですね」 容疑者はラッパーの聖地でもある神奈川県川崎市生まれ。“密輸疑惑”がかけられる彼女だが、過去にYouTubeのインタビューで「コカインで捕まった」と話していたこともある。 「2020年11月に配信された『ニート東京』の映像では、『たまたまコカインで捕まっちゃった』『ガンジャ(大麻)とかで捕まりたかったな』などと告白しています」(同前) 真偽は定かではないが、自ら“前科”を明かしていた君島容疑者。さらに「大麻とかは身近な存在だったと思う」と語るのは彼女を知るファンだ。 「仕事でタイや沖縄にはよく行っていましたよ。タイにいるときにTikTokで、紙巻きの大麻を吸いながらライブ配信していたこともありましたから、『まあやりかねないだろうな』と。“密輸”というか、フツーに自分で使うためだったんじゃないかな……」 調べに対して、容疑者はどんな弁解をするのか。沖縄県警は現在、薬物の入手経路などについて調べを進めている。 情報提供募集 「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。 ・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information XのDMはこちらからお送りください。