グラスノーは2018年途中からレイズへ…2023年オフにド軍へ 【MLB】ドジャース 5ー0 レイズ（日本時間2日・タンパ） 　ドジャースのタイラー・グラスノー投手が、古巣から粋な計らいを受けた。1日（日本時間2日）に敵地で行われたレイズ戦の試合前に、球場の電光掲示板で右腕への感謝を込めた特製映像が放映された。2023年オフにトレードで移籍した剛腕への心温まる演出に、日米のファンから感動の声が広がっている。 　グラスノーは2016年にパイレーツでメジャーデビューし、2018年途中にレイズへトレード移籍。2023年オフにドジャースへ移ると、直後に5年総額1億3500万ドル（約199億円）の大型契約を結んでいる。古巣“凱旋”となった試合前、レイズは右腕のこれまでの活躍をまとめたビデオメッセージを上映した。 　米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト「トーキン・ベースボール」が「レイズはスタインブレナーフィールドでグラスノーに感謝のビデオを流した」と報道。地元紙「タンパベイ・タイムズ」のレイズ番マーク・トプキン記者も自身のX（旧ツイッター）で「レイズは今晩（の試合前に）グラスノーに感謝のビデオを贈った」と伝えた。 　突然のサプライズに、グラスノーはベンチ前で、スクリーンに映し出される自身の姿を見つめていた。古巣のファンにとっても感慨深い瞬間となったようで、SNS上には「キング、いなくなって寂しいよ」「レイズ時代はとても楽しんでいたようだね」「いつになったら彼の銅像を立てるの？」といった、右腕の退団を惜しむ声や活躍を懐かしむコメントが寄せられた。また、レイズの振る舞いには、多くのファンが心を打たれたようで、「レイズはとても品のある行いをした」「スポーツの垣根を超えた」といった称賛の声が上がった。 　ドジャースで先発ローテに欠かせぬイケメン31歳は、今でも古巣から愛されていた。（Full-Count編集部）