全長3.4m! スバル斬新「“7人乗り”ミニバン」がスゴイ! ほぼ「軽ボディ」でも“大人4名”が「車中泊」可能! 3列シート採用した“超狭小”ミニバン「ドミンゴ」とは!

全長3.4m! スバル斬新「“7人乗り”ミニバン」がスゴイ!  2025年7月現在、スバルの国内における新車ラインナップには、「3列シート」を搭載したモデルは存在しません。  しかし過去を振り返ると、スバルは3列シートを備えた実用的なモデルも数多くラインナップしていました。    そしてその中には、わずか“全長約3.4m”という極小のボディに7人が乗車でき、さらに4人で車中泊も可能という驚くべきモデルも存在していたのです。 全長3.4m! スバル斬新「“7人乗り”ミニバン」がスゴイ![画像提供:SUBARU] 【画像】超カッコイイ! これがスバル斬新「“7人乗り”ミニバン」です!(35枚)  それこそが、1983年に登場したワンボックスカーの「ドミンゴ」です。  同車は、軽ワンボックスカーである4代目「サンバー」をベースに開発されており、ボディサイズは全長3425mm×全幅1430mm×全高1900mm(4WDモデル)。  全高を除けば軽自動車をわずかに膨らませた程度のコンパクトな車体が目を引きます。  しかもこのボディサイズは、ベースのサンバーに大型バンパーやサイドモールを追加したことで拡大した値で、ボディシェル自体はサンバーそのまま。  つまり室内空間は軽自動車サイズのままなのですが、スバルが巧みなシートレイアウトを採用したことで、驚異的な“7人乗車”を可能としています。  このような初代ドミンゴには、パワーユニットとして、最高出力は48馬力を発揮する1リッター直列3気筒エンジンをリアに搭載。  48馬力というエンジン出力は現在の軽自動車並といったところですが、後のマイナーチェンジで排気量を拡大したほか、駆動方式にはRRの2WD車にくわえてフルタイム4WDも用意したことで、悪路や降雪地域のユーザーから支持を獲得します。  そしてドミンゴは1994年にはフルモデルチェンジを迎え、2代目モデルに切り替わります。  この2代目では、初代同様にサンバー(5代目「ディアス」)をベースに開発され、また3列シートも変わらず搭載。  ボディサイズも全長3525mm×全幅1415mm×全高1995mm(4WDモデル)と、全長が若干延長しているものの、初代とほぼ変わらないコンパクトさにより、使い勝手を維持しています。  そして2代目ドミンゴ最大の特徴は、「ポップアップルーフ」を備えた仕様「アラジン」をメーカー純正で設定していること。  ポップアップルーフを展開して確保したスペースは、就寝エリアとして利用可能で、最大4人が車中泊できます。  アウトドアや車中泊が一過性のブームを超えてすっかり定着した現在から振り返ると、いかにスバルに先見の明があったのかを痛感する仕様です。  しかし、この2代目ドミンゴが発売した当時は、豪華かつ乗用車ライクな新型ミニバンが各社から次々と登場しており、時代の波には乗り切れなかったドミンゴは1998年末に生産を終了。  小さなボディに夢を詰め込んだようなユニークなモデルでしたが、残念ながらそれ以降は、同様の構造を採用した新車は登場していません。 ※ ※ ※  先述のように、アウトドアが趣味として定着した現在では、狭い悪路でも走行可能で、現地でキャンプできるようなクルマを求めるユーザーが再び増加しつつあります。  このような声がさらに大きくなり、かつてのように小型3列シート車の需要が高まれば、今でも根強い支持を受けるドミンゴのようなモデルがスバルから復活する可能性も、完全には否定できないでしょう。

もっと
Recommendations

新「“超豪華”SUV」発表! “丸目レトロ”な「カクカクボディ」に“マットカラー×漆黒アクセント”採用! 580馬力超え「V8搭載」のメルセデスAMG「G63 ブラックアクセントエディション」発売!

人気のマットカラーと“漆黒アクセント”が際立つ特別なG63メルセデ…

日産「大型“車中泊専用”バン」に反響多数! 斬新「堂々マスク」×広大「寝床」に「これで旅してみたい」の声も! リビング付き「インタースターe」ドイツ公開に寄せられた“熱視線”とは

日本では見られないメーカー公認のキャンパー仕様に、SNSでは反響が

あえての「クーペ」復活 目的は「販売台数稼ぎ」ではない

他社では例がない「クーペ×ハイブリッド」という新たなモデルを投入

2リッター「900馬力」エンジン搭載! 新「スポーツカー」に大反響! 戦闘機風シルエットに「とんでもないモンスターカーだ」の声も! 米国で発表の「コルベット CX コンセプト」に注目!

未来と伝統を融合したスポーツカーに反響集まる!アメリカンスポー…

トヨタ「コンパクトSUV」の人気がスゴイ! 「都会派×タフ感」でちょうど良いサイズ感が魅力! 「ヤリスクロス」ってどんなクルマ?

都市部でも扱いやすい絶妙なサイズ感で、力強さも演出している

ラリックより、新作の「テラミネラル」コレクション第2弾が登場

ラリックから、地球が岩などを産み出す力・驚異的な創造にオマージュ…

約490万円! 新「インテグラ」“登場”し話題に! 2リッターエンジンで「320馬力」発揮の「スポーティセダン」に「カッコイイ」声も! MT設定も嬉しい「アキュラモデル」米国で発売され反響も

洗練されたデザインや快適性が向上した新型に、多くの反響が寄せられている

まさかのトヨタ「新型“bB”」まもなく再登場!? 全長4mの元祖「“ワル系”箱型ワゴン」復活か? “拡張”できるバン「カヨイバコ」コンセプトの市販化に期待大!

トヨタ「KAYOIBAKO」の後継車も登場するかもしれないという

マツダ「“超美麗”ロータリークーペ」がスゴい! 「RX-7復活!?」な全長4.4m級めちゃカッコいい「ワイド&ロー」ボディ! もうひとつの“精悍”モデル「RX-VISION」に注目!

最大の特徴は、キャラクターラインを排した「引き算の造形」だと筆者

【三菱トライトンでトライトン・オーナーへ会いに!】80台以上乗り継いだエンスーがなぜ?驚きの購入理由とは

子供のころからクルマ好き埼玉県浦和市と東京都世田谷区で歯科医院を…

loading...