【プライベートドライビングクラブで非日常体験】ランボルギーニ大阪・神戸の顧客向けツアーに同行取材!1泊2日でオーナー気分

オーナーなら一度は観戦してみたいイベント ランボルギーニの正規ディーラー『ランボルギーニ大阪・神戸』は、6月27〜28日にオーナー向けイベント、『THE MAGARIGAWA CLUB × Lamborghini Super Trofeo』を開催した。 【画像】プライベートドライビングクラブで非日常体験!ランボルギーニ大阪・神戸の顧客向けツアー 全180枚 ランボルギーニ・ウラカンを使用したワンメイクレースであるスーパートロフェオは世界中で開催され、2025年のアジア・シリーズは4月4日からシドニーで行われたラウンド1を皮切りに、年間6ラウンド実施される。日本はラウンド3として富士スピードウェイで6月27〜29日に行われた。 ランボルギーニ大阪・神戸がオーナー向けイベント、『THE MAGARIGAWA CLUB × Lamborghini Super Trofeo』を開催。 神村聖 エントリーはアジア・パシフィック各地からあり、国際色豊かな雰囲気が特徴。例えばランボルギーニ大阪のマシンは、マカオの『SJMテオドール・レーシング』が使用し、ドライバーはマカオ国籍の2名とアイルランド国籍の1名で構成されている。 ランボルギーニ・オーナーなら一度は観戦してみたいイベントということで、ランボルギーニ大阪が顧客向けツアーを企画したというのが今回の趣旨。その内容は、実にランボルギーニらしい『非日常体験』と言えるものであった。 極上の滞在ができるアジア初プライベートドライビングクラブ 初日となる6月27日のスケジュールをご紹介しよう。 まずは午前中に関西から新幹線で品川駅へ。そこからはランボルギーニ大阪・神戸が用意したクルマで、千葉県南房総にあるアジア初のプライベートドライビングクラブ、『THE MAGARIGAWA CLUB』(以下、TMC)へと向かった。 ピットレーンに佇むランボルギーニ・レヴエルト(右)とウルスSE(左)。大阪・神戸から持ち込まれた。 神村聖 この8月で開業3周年となるTMCは、世界各地の有名コースのデザインを担当してきたティルケ・デザインがコース設計を行った本格派で、KANAYA RESORTSが運営する本格的なレストランやヴィラを併設するラグジュアリーリゾートでもある。他にもインフィニティプール、スパ、ジムなども備え、まさに極上の滞在ができる場所だ。 TMCに到着した参加者たちは施設を見学をしたのち、空調完備(!)のピットレーンへ集合。インストラクターの先導車に続く形で、大阪・神戸より持ち込まれたランボルギーニ・レヴエルトとウルスSEでコースイン! 1周3.5kmのアップダウンがあるコースを堪能したのである。 部屋でひと息ついて、夕暮れが近づいたところでレストランへ移動。金谷玉子で始まる、コースディナーがスタートした。房州金目鯛、南房総鱸といった海鮮や地元の夏野菜を使用したメニューは繊細さに溢れ、一品一品が味わい深いものだ。 途中、レストランから海の方へ沈む夕陽を眺めることができた。その後もしばらくは空が夕陽に染まったままで、まさにマジックアワーである。TMC周辺の景色は柔らかい光に包まれ、山の中ということもあり街の喧騒とは無縁。まるで時間がゆっくりと流れていくかのようで、参加者たちはしばし日常から離れることになった。 ディナー中、話題の中心となるのはやはりランボルギーニだ。それぞれの愛車、自宅ガレージ、イタリアの本社を訪れた時のことなど、話は尽きない。 新月から2日過ぎた細長い月が高くなり始めた頃にデザートを頂き、楽しい時間はあっという間に終了。その後はヴィラで、それぞれがゆったりと過ごしたのであった。 ひとクラス上に進化した感触をコースで確かめる 2日目となる6月28日、文字どおり『朝飯前』に2度目となる走行が行われた。前日同様、レヴエルトとウルスSEでのドライブだ。筆者も撮影を兼ねてウルスSEで走らせて頂いたのだが、EVモードが加わったことで全体的に洗練された印象で、ひとクラス上に進化した感触をTMCのコースで確かめることができた。 そして最後に、特別な体験が用意されていた。チーフインストラクターの塚本健さんによる同乗走行、すなわちホットラップである。参加者からは、「速くてあっという間でした!」、「凄まじい!加減速が凄いです」といった興奮の声が聞かれた。 撮影を兼ね、筆者もランボルギーニ・ウルスSEでTMCのコースを走行。 神村聖 そんな興奮をクールダウンするのは、レストランでの朝食。参加者は舌鼓をうち、ここでTMCをあとにして富士スピードウェイへ向かった。品川駅までクルマで、三島駅までは新幹線。そこで再びクルマに乗り換え、現地へ向かうという経路だ。土曜日の下りは特に渋滞するので、考えられる中で最短かつ最適のルートだったように思う。 富士スピードウェイ到着後はランボルギーニ・ラウンジへ。ここではイタリアンのケータリングが用意されており、その場で茹でるショートパスタなどを楽しむことができた。 「やはり生でレースを見ると違いますね」 スーパートロフェオは土曜、日曜日それぞれに予選、決勝が用意され、この日は決勝前のグリッドウォークも観戦することができた。そしてついに、約1時間となる決勝レースがスタート! 筆者はとある参加者とピットビル屋上からスタートを見たのだが、「やはり迫力があります。サーキット自体が初めてで、雰囲気を知ることができました。(TMCで)一回走ってみたら、自分のランボルギーニでも走りたくなりますね」と、新たな世界を発見した様子。 2日目は富士でスーパートロフェオを観戦。こちらがランボルギーニ大阪のマシン。 ランボルギーニ・ジャパン また別の参加者はラウンジで、「スーパートロフェオに興味があり、今回、(TMCの)宿泊もあったので参加しました。やはり生でレースを見ると違いますね。こういうパッケージがあるのはありがたいです。来てよかった」と、笑顔で語ってくれた。 そして決勝は、ランボルギーニ大阪のマシン(32号車)で出場するSJMテオドール・レーシングが、見事プロクラスで2位表彰台に! そしてレース後には、チームのご好意でピットにてドライバーたちと対面が実現し、喜びを分かち合うことができた。 今回ツアーを企画したランボルギーニ大阪・神戸のスタッフに聞いたところ、鈴鹿サーキットでの走行会を年に1〜2回開催し、ツーリングや年末のパーティも企画しているが、今回のような宿泊も含めたものは初めてだったそう。 「今後も続けたいですし、お客様と一緒に楽しみたいですね。スタッフも楽しむことを大事にしており、他では聞いたことのない、初めてのことにもチャレンジしたいです」 確かに今回感じたのは、運営側であるランボルギーニ大阪・神戸のスタッフから笑顔が絶えなかったこと。関西特有のノリのよさもあるのだろうが、常に楽しそうなのだ。おかげで私も2日間、まるでランボルギーニ・オーナーになったかのような非日常をリラックスして過ごすことができたのであった。

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