大谷翔平に自己ワーストの可能性 アーチ量産の裏で…指揮官も気になる「193」

大谷の三振数はここまで130…キャリア最多ペース  ドジャース・大谷翔平投手は今季、ここまでリーグ1位の38本塁打をマークするなど、3年連続の本塁打王に期待がかかる。一方で気になるのは、ここまでチーム109試合を消化し三振は「130」。ナ・リーグワースト2位の数字だ。  シーズン換算では193個ペース。これは、2021年に記録したキャリアワースト189を上回る数字となっている。7月29日(同30日)の敵地・レッズ戦では1試合4三振。脱水症状気味の体調不良で、「(打席の)記憶がない」と明かしていたが、その2試合を除いても、189個ペースと三振を量産している。  打席数あたりで見ると、3.8打席に1回のペースで三振を喫している。これは、規定打席に到達した年では2021年の3.38打席に次いで悪いペース。2022年、2023年、2024年はいずれも4打席を超えている。  この兆候に指揮官も懸念を示していた。「打点を挙げたいときや、タフな左腕と対戦した時には、球をもっと見て、逆方向に打っていた。でも、(今年は)あまり見られていない。一か八かって感じの大きなスイングだ。大きなスイングをしてしまうと、間違いなく空振りする可能性も増える」と指摘していた。  今季はここまで打率.269。日本人初の5戦連発を放つ一方で、現時点で短縮シーズンを除くと2021年に次いでキャリア2番目に低い打率だ。長いシーズンでは好不調の波はあり、長距離打者ほど三振数は増える。それでも、三振数の減少が今後の打棒復活の鍵を握りそうだ。(Full-Count編集部)

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