◆第２５回アイビスサマーダッシュ・Ｇ３（８月３日、新潟競馬場・直線芝１０００メートル）追い切り＝７月３０日、栗東トレセン モズメイメイ（牝５歳、栗東・前川恭子厩舎、父リアルインパクト）は坂路を単走。スピード感あふれる動きで５２秒０—１２秒１をマークした。前川調教師は「輸送もあるので当週はそこまでやるつもりはありませんでした。最後は気分よく伸ばそうと思っていたら、うなるような手応えだったので馬なりのままで。開業してから、一番調子がいいと思います」と状態の良さに太鼓判を押した。 前走の北九州記念は好位で運んだが、直線で前が壁になり伸びきれず。「前走は不完全燃焼でした。状態は良かったけど、休み明けのぶん、少し（馬体に）ボリュームが足りなかったかな」とトレーナーは回顧。中間は坂路中心の調整でパワーアップを図った。一度使ったことにより、左右差があった歩様がスムーズになり、毛づやも良化している。 昨年に続く連覇へ「夏は間違いなくこの馬にとってはいい。千直は運に左右されるところがあるけど、去年勝っているように適性はあると思います。力を出せれば」と意気込んだ。
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