25日、静岡市葵区の林道で発生した土砂崩れ現場付近では、27日も山小屋で宿泊していた登山者などの下山が続いています。 市によりますと、25日午前11時ごろ、葵区にある林道東俣線で、土砂崩れが発生し、およそ350立方メートルの土砂が堆積して道路を塞ぎました。 この土砂崩れの影響で付近の「椹島ロッヂ」の宿泊者や別の山小屋などを利用していた登山者などが孤立状態となり、現場付近では、林道に沿った川の対岸に徒歩で迂回し、26日までに170人が下山しました。 そして、27日も午前中から正午にかけ3回に分けて90人が下山しました。 なお、これまでにけが人や体調不良を訴える人はいないということです。 一方、土砂崩れ現場で、これまでに撤去できた土砂はおよそ4割で、林道の復旧はいまのところ29日以降になる見込みです。
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