異国で叶えた2人の約束 続ける奮闘…山本由伸、吉田正尚との再会に「ホッとした」ワケ

吉田正尚と再会した山本由伸…ふうっと息を吐き「いつもの感覚でした」 【MLB】ドジャース 5ー2 Rソックス(日本時間26日・ボストン)  フェンウェイパークのグリーンモンスターが、2人の再会を優しく見守っていた。レッドソックスの吉田正尚外野手と、ドジャースの山本由伸投手が25日(日本時間26日)、久々の再会を果たした。2人はオリックス在籍時の2021年にパ・リーグ制覇、2022年のリーグ2連覇&日本一の立役者だった。  試合前、外野グラウンドの左翼付近で守備練習をする吉田に、大谷翔平投手が挨拶した。直後に山本も加わり、3人での談笑が続いた。大谷がキャッチボールを始めても、吉田と山本は笑顔でトークを続けた。  吉田は試合後「現状報告です」と詳細こそ明かさなかったが、笑顔で言葉を前に出した。「もう、球界のトップというか……。日本で1番良い投手ですよね。数字、実績、雰囲気、全部が。ウイニングショットがカウント球にできるのがすごい。カウント球がウイニングショットになったり。全球が勝負球の投手なんて、これまで聞いたことがない」。かつて吉田は山本を、こう評していた。その言葉通り、山本はドジャースで主戦投手として奮闘する日々を過ごしている。  年齢は5つ違うが、高みを目指す志は同じ。山本は吉田との再会について「全然変わったところがなかったですね。会えてホッとしたというか……。『あぁ、これが正尚さんだな』という、いつもの感覚でした」と爽やかに振り返った。  先発ローテーションの構成上、今回のカードで2人が対戦することはなかった。ただ、同じフィールドで、ともに夢を叶えようと再び誓い合った。オリックス在籍時に「神」と称された2人が海を越え、ガッチリと手を握る。かつて描かれた未来予想図が、今ここに実現したのだった。(真柴健 / Ken Mashiba)

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