1位ジャッジ、3位ローリーは変わらず MLB公式サイトは24日（日本時間25日）、打者の能力を総合的に評価した「打者パワーランキング」の最新版を発表。5戦連発本塁打で勢いに乗るドジャースの大谷翔平投手は、前回4位から2位に浮上した。だが、このランキングで、ある違和感に気づく声も出ている。 ランキングはMLB公式サイトが独自の計算式に基づいて算出。1位は前回と同様、メジャー全体でOPSや打率などでトップに立つヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が入った。23日（同24日）のツインズ戦で5試合連発の37号ソロを放った大谷は2位で、投手として復帰したことに触れつつ「打席でのパワーは衰えておらず、4度目のMVPを目指している」と評した。 3位には前回から据え置きで、両リーグ最多の39本塁打を放つマリナーズのカル・ローリー捕手が入った。4位には34本塁打をマークしているフィリーズのカイル・シュワーバー外野手が前回9位から、5位も36本塁打で大谷を追うエウヘニオ・スアレス内野手が前回のランク外から急浮上した。 大谷の2位浮上にX（旧ツイッター）では「指定席に帰ってきた」「大谷さんより上はジャッジ選手のみです」などの声も。他方で、この「打者パワーランキング」という定義に対し、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」の公式Xは「めっちゃ混乱してる、ショウヘイは投手だと思ってた」とツッコミ。他にも「パワーランキング7位（ツインズのバクストン）に打たれたものの、自分は2位に浮上する二刀流」「大谷は投手だから2位なのすごいよね」と、投手としての復活が進む中、打者として2位にランクインする大谷の“異次元”にあらためて気づく反応も目立った。（Full-Count編集部）
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