グラスノーやフリーマンの活躍も称賛 【MLB】ドジャース 4ー3 ツインズ（日本時間24日・ロサンゼルス） 　ドジャースは23日（日本時間24日）、本拠地のツインズ戦で9回に逆転サヨナラ勝ち。デーブ・ロバーツ監督は試合後、開口一番に「今日は素晴らしかった」と喜びを語った。 　初回に大谷翔平投手が中越えへ先制37号ソロ。球団タイ記録となる5試合連続本塁打をマークした。ロバーツ監督は「彼はこれで5試合連続。見事だ。広角に打っているし、速球も変化球も打っている」と述べ、その存在感を称えた。 　先発のタイラー・グラスノー投手は3回にソロ本塁打を浴びて同点とされるも、7回12奪三振1失点の力投を披露。指揮官も「彼を7回のマウンドに立たせることができた。なんとかして勝つ方法を見つけた。 シリーズを勝ち越せていい気分だ」と語った。 　7回にトミー・エドマン内野手の右前適時打で勝ち越したが、直後の8回に2番手のカービー・イエーツ投手が3連続四球と崩れ、逆転を許した。だが、1点を追う最終回に2死からムーキー・ベッツ内野手の三塁への内野安打と大谷への敬遠などで満塁とすると、フレディ・フリーマン内野手に逆転の左前適時打が飛び出し、大谷がサヨナラのホームを踏んだ。 　ロバーツ監督は終盤の粘りを「今日はファイトを見せて、フレディにここ1か月で一番良かったであろうスイングをさせる状況に持って行くことができた」と評価。敵地でのレッドソックスの3連戦に向けて「ここからだ。エメット（シーハン）の後にクレイトン（カーショー）、そして日曜は誰かが投げて、この調子を維持してほしい」と気を引き締めた。 　これで大谷は5試合連続本塁打で、MLB記録は8試合。記録を破るかどうかを問われると「それについては、私には分からない」と答えた。続けて「分かることは、彼がこの1週間と同じアプローチであれば…あのグリーンモンスターまでの距離はとても短いので、彼が打ち上げればどんな打球も本塁打になるだろう。なので彼はとにかく今と同じアプローチでいればいいだけ。ボストンにいってどうなるか見守ろう」と語った。 　また、本塁打王争いが続く大谷の目標ついて問われると「今の彼の調子からすれば50本が頭の片隅にあるとは思うが、私は、彼はただチームが勝つ手助けをしようとしているのだと思っている」とコメント。「彼は強い意志を持ってチームを勝たせようとしているだけ。そして彼はチームが勝つ手助けをするために何でもやっている。その副産物が数字に表れているのは確実だ」と、チームの勝利を優先する大谷の姿勢を評価した。（Full-Count編集部）