【東海S】斉藤崇厩舎“3連覇”へ ヤマニンウルス千四で逆襲を「ワンターン使おうと」

 ◇夏リポ  東海Sは今年からプロキオンSと時期を交換する形で施行。前身のプロキオンSを23年ドンフランキー、24年ヤマニンウルスで優勝した斉藤崇厩舎は“3連覇”が懸かる。今年も参戦するヤマニンウルスは小倉施行(1700メートル)だった昨年に重賞初制覇。今年は中京1400メートルに替わるが、指揮官は「近走は馬の気持ちが切れてしまう面があるのでワンターンを使おう、と。武さんも“1400メートルはいいよ”と言ってくださった」と条件を歓迎する。  デビュー5連勝でプロキオンSを制した後は4連敗中。メンタルを立て直すために長めの放牧へ。調教でブリンカーを着用するなど集中力改善へ試行錯誤を重ねる。担当の嶋津助手は「歩様が良くなった。冬場は硬くなりやすいので夏の方が調整しやすい」とリフレッシュ効果を実感。600キロにも迫る巨体は研ぎ澄まされており、「能力的にはこんなはずじゃない。変わり身を」と逆襲を誓う。  同助手は現役随一の巨漢ドンフランキーにも携わっており、今年初めにはウルスと同時に入厩して担当馬2頭で馬体重約1200キロが実現。「隣の馬房に並んでいるのをたくさんの人が見に来た」と笑う。両馬の共通点は「凄い食欲」。よく食べて、夏を制す。半弟ヤマニンアルリフラの北九州記念Vを筆頭に夏の小倉リーディング(6勝)に輝いたダービーステーブルが、中京開催も変則3連覇でスタートダッシュを決める。

もっと
Recommendations

【戸田ボート ヴィーナスシリーズ第9戦】黒沢めぐみ 悲願の初優勝へ4カドから勝負

24日、最終日の12Rで行われる優勝戦出場メンバーが決定した

【尼崎ボート スポニチ杯しらなみ賞〜まくってちょ〜うだい!!〜】登みひ果 舟足不安定「悩ましい感じ」

ボートレース尼崎の名物レース「〜インプールをぶち破れ!まくって…

【徳山ボート SGオーシャンカップ】佐藤翼 軽快な動きで安定した走りを披露

ボートレース徳山のSG「第30回オーシャンカップ」は23日に予選2日目…

【セレクションセール2025】ドレフォン産駒の牡馬「バルレッタの2024」の4200万円が最高額

セレクションセール2025(主催・日高軽種馬農業協同組合)は7…

【POG】注目の白毛馬スーホは秋の東京デビューが目標 上原佑調教師「いい成長ができています」

24年のセレクトセール1歳部門で1億9000万円で落札された白…

【関屋記念】カナテープ騎乗のキング姐さん 追い切り好感触「内容すべて良かった」

◆第60回関屋記念・G3(7月27日、新潟競馬場・芝1600メート…

【東海S】ヤマニンウルスがスムーズ伸び脚で復活へ手応え 斉藤崇調教師「きっかけをつかめば、いい頃のウルスに戻る」

◆第42回東海S・G3(7月27日、中京競馬場・ダート1400メ…

【佐賀・霧島賞】ルピナステソーロが逃げ切りV…永森大智騎手「理想の形、馬の実力で凌いでくれた」

7月22日、佐賀競馬場で行われた6R・霧島賞(3歳上・ダ1400m)は、永…

【東海S】斉藤崇厩舎“3連覇”へ ヤマニンウルス千四で逆襲を「ワンターン使おうと」

ヤマニンウルス千四で「ワンターンを使おう」と斉藤崇厩舎は条件を歓迎

経験はアドバンテージ 馬券回収率を向上させた香港での“気づき”

プロキオンSを制した後、精神を立て直すために長めの放牧へ

loading...