夏の高校野球熊本大会は準決勝2試合が行われ、有明が初めて決勝戦に駒を進めました。 【写真を見る】熊本工業を制し“有明が初の決勝へ”　東海大星翔と専大熊本の注目エースも熱戦【高校野球 熊本大会】 【準決勝】東海大星翔 対 専大熊本 第一試合は、東海大星翔 対 専大熊本。 今大会注目の両エース、東海大星翔の水野と専大熊本の山本が投げ合った一戦は4回表、東海大星翔が動き出します。 1アウト2塁の場面で3番・平仲がセンター前ヒットで先制すると、4番・大賀、5番・堀田、6番・粼川の連打で東海大星翔は一挙3点を奪います。 （4回表）東海大星翔 3-0 専大熊本 さらに7回表、2アウト満塁で4番・大賀。この日3安打目となる2点タイムリー2ベースを放ち、リードを5点に広げます。 （7回表）東海大星翔 5-0 専大熊本 専大熊本は7回ウラに満塁のチャンスを得るも、代打・池田がショートゴロに倒れ、チャンスを活かせません。 このあとも東海大星翔の投手陣が専大熊本の攻撃を封じ、決勝進出です。 【結果】東海大星翔 5-0 専大熊本 【準決勝】有明 対 熊本工業 第二試合は、初の甲子園を目指す有明と2年連続出場を狙う熊本工業の一戦。先制したのは、有明でした。 4回表、2アウト満塁で2年生の西山。タイムリーで熊本工業から2点を奪います。 （4回表）有明 2-0 熊本工業 追いつきたい熊本工業は6回裏、2アウト2塁1塁のチャンスを作るも、4番・山口がセカンドゴロに倒れ、得点できません。 有明はその後も攻撃の手を緩めず、7回表に犠牲フライで1点。8回表にはエースの斉藤がタイムリーを放ち2点を追加。 （8回表）有明 5-0 熊本工業 5点のリードを得た斉藤が118球完封で熊本工業打線を無失点におさえ、有明は初の決勝進出を決めました。 【結果】有明 5-0 熊本工業 決勝は7月24日（木） 東海大星翔は2年ぶり4回目の夏甲子園、有明は春夏通じ初の甲子園を懸けた戦いです。 〈両校の今大会の成績〉 ▼東海大星翔 第1シード 2回戦　5－0 学園大付属 3回戦　11－0 菊池（5回コールド） 準々決勝　5－1 秀岳館 準決勝　5－0 専大熊本 4試合の得失点：26得点　1失点 ▼有明 第3シード 2回戦　8－0 八代東（7回コールド） 3回戦　6－3 熊本商業 準々決勝　3－2 熊本 準決勝　5－0 熊本工業 4試合の得失点：22得点　5失点