前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は17日、投開票日を迎えた。 前知事のパワーハラスメントなど7つの疑惑が文書で告発された問題に端を発し、県議会の知事への不信任決議、失職を経て、17日間展開された選挙戦は、過去最多の7人が立候補した。 長期間にわたる県政の混乱と停滞をめぐり、各陣営はトップとしての資質を問い、疑惑の真偽をめぐる論戦が活発化した。 兵庫県知事選には過去最多の7人が立候補（※画像の一部を加工しています） 候補者が県内各地を回り、政策を訴える街頭活動での「地上戦」と、SNSを中心としたインターネット上の「空中戦」が絡み合い、過熱した選挙戦となった。 前回（2021年7月）の投票率は、前々回（2017年7月）より0.24ポイント上回る41.1％だった。 兵庫県選挙管理委員会によると、11月15日（投票日2日前）までに期日前投票を済ませた有権者は77万3754人。 過去最多だった前回の60万1439人をすでに上回り、関心の高さをうかがわせている。
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