初回に逆転35号2ラン、投げては3回3奪三振4安打1失点だった 【MLB】ドジャース 5ー2 ツインズ（日本時間22日・ロサンゼルス） 　ドジャースの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地・ツインズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。最速99.1マイル（約159.5キロ）を武器に3回3奪三振4安打1失点と好投。打撃では3試合連発となる逆転35号2ランを放ち、チームの後半戦初勝利に貢献した。 　点を取られたら自ら取り返す。二刀流・大谷の真骨頂は、1点を追う初回無死一塁だった。右腕フェスタから甘く入ったチェンジアップをバックスクリーンへ。今季3度目の3試合連発となる35号2ランで逆転した。打球速度113.4マイル（約182.5キロ）、飛距離441フィート（約134.4メートル）、角度26度。本拠地は大熱狂だった。 　リアル二刀流弾は6月22日の本拠地・ナショナルズ戦以来今季2本目（通算14本目）。エウヘニオ・スアレス（ダイヤモンドバックス）も36号を放っており、キング争いでは1本差の2位のままだ。シーズン56発ペース。第2打席以降は3打席連続三振に倒れ、4打数1安打2打点だった。打率.275となった。 　この日は後半戦初登板だった。初回、先頭・バクストンに先頭打者弾を許したが、その後は立て直した。キレのあるフォーシームで攻め、初回2死一塁ではクレメンスを98.8マイル（約159.0キロ）で空振り三振に。2回1死一、二塁のピンチも空振り三振、右飛で断ち切り、3回もゼロを並べた。3回46球（ストライク30球）を投げ、3奪三振、4安打1失点だった。防御率1.50。 　2番手のメイは4回2/3を投げ無失点の好リリーフを見せた。打線は3番・スミスが13号ソロ、14号ソロと2打席連発。パヘスも18号ソロを放ち、全5得点を本塁打であげた。チームは連敗を3で止めた。本拠地での連敗も6でストップした。（Full-Count編集部）