今永、日本時代から知る“天才打者”に脱帽 抱いた違和感「すべてを見透かされている」

7回無失点の今永から吉田が2安打 【MLB】カブス 6ー0 Rソックス(日本時間20日・シカゴ)  レッドソックスの吉田正尚選手が19日(日本時間20日)、敵地シカゴで行われたカブス戦に「7番・DH」で出場。メジャー初対戦となったカブス先発の今永昇太投手から2安打。同い年の2人は、試合後に互いの実力を認め合うコメントを残した。  2回の第1打席では、追い込まれてから内角寄りのスイーパーを右前に引っ張った。7回の第3打席では1ボールからの2球目、内角高めの90マイル(約145キロ)の直球を詰まりながら右前にはじき返した。チームとしては5安打無失点に抑えられた中で1人気を吐き、今永について「うまく緩急を使いながら(投げていた)。今日は飛んだコースがよかったのかなと思います」と振り返った。  吉田は青山学院大時代、当時駒沢大にいた今永と同じリーグに所属していた。日本プロ野球のオリックス在籍時にも対戦したことがあった左腕と、メジャーで初めて顔を合わせたことに「同級生ですし、すごく独特なものがありました」と語った。  両リーグ最高勝率をマークし、カブスでエース格に成長した左腕の印象については「浮き上がるような球持ちのいい真っすぐと、スライダーで三振を取れるピッチャーというところはこっちに来ても」と変わらぬ持ち味に言及。「100マイル(約161キロ)とか投げなくても、90マイル(約145キロ)前後でもこうやってチームが今日翻弄されてしまった。彼の投球術だったり、出し入れだったり、そこらへんの技術が高い」と称賛した。  一方、今永は吉田について「彼とは大学、プロ、メジャーで3つの違うユニホームを着て対戦していますけど、コンタクトするのがうまいなと感じました」と話し、そのバットコントロールを高く評価。第2打席は二ゴロに仕留めたが、対戦した3打席で最速の106.1マイル(約171キロ)の打球速度を記録された。「バッターを打ち取れるような感覚で放したボールだったけど、3つともいい当たりをされた。すべてを見透かされているような、ずっと変わらない吉田正尚だなと感じました」と語り、打席での独特な雰囲気を感じ取った様子だった。(Full-Count編集部)

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