新潟県胎内市の投票所で参院選の投票用紙の交付ミスがありました。 新潟県選挙管理委員会によりますと20日、胎内市の第5投票所である胎内市産業文化会館で有権者41人に対し、選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付したということです。 午前6時半ころに投票用紙交付係2人が投票用紙を机に設置しましたが、投票開始から50分ほどが経過した午前7時50分ころに交付係にうち1人が取り違いに気づき、交付ミスが発覚しました。 県選挙管理委員会によりますと、有権者41人の票について、開票時にこの41人の票を把握することができないため特別な措置を講じることが難しく、無効となる可能性があるということです。 原因は、投票開始前に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて配置したことと、交付時の確認不足だということで、県選挙管理委員会は胎内市選挙管理員会に対し、事情を聞くとともに再発防止の徹底を申し入れたとしています。 投票をおこなった有権者41人は特定ができており、県選挙管理委員会は後日謝罪をする予定だということです。
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