【激アツ、1173台が集結】日本最大級のデリカの祭典「デリカファンミーティング2025」が開催。デリカにひかれるわけをオーナーに聞いた

デリカD:5にデリカミニ、スペースギア、スターワゴン……全国から1173台ものデリカシリーズがグリーンシーズンのスキー場に集った、文字どおりの「デリカの祭典」。DFMの愛称でおなじみのデリカファンミーティング2025が、山梨県南都留郡鳴沢村の「ふじてんスノーリゾート」の特設会場で2025年7月6日に催された。 【画像】大盛り上がりのデリカの祭典。オーナーこだわりの愛車も拝見! 四駆専門誌「レッツゴー4WD」が主催する大人気のイベント。筆者はここ数年DFMを取材し続けているが、年を追うごとに参加台数が増えているのには驚かされるし、「デリカ」の絶大なブランド力やデリカオーナーの熱量の高さに圧倒される。現行デリカD:5は2007年にデビューし、モデルライフが18年の超熟モデルで、これまで施した一部改良は数えきれないほど。2019年のビッグマイナーチェンジでフェイスが大きく変わっても人気はまったく衰えないどころか、最近ではハイエースやランクルの専門店が新たにデリカD:5ベースのカスタムコンプリート車を手掛けるほど。 その理由はデリカD:5のほかに代わるものがないから。SUVや本格クロカン顔負けの悪路走破性能を備えた3列シートのミニバンパッケージのクルマは、他に類を見ず、まさに「唯一無二」の存在。「一度デリカに乗っちゃうと万能すぎて、ほかのクルマに乗り換えられないですよ」という、子育てファミリーのコメントが強く印象に残っている。 DFMはエントリー台数がとても多いため、渋滞対策のために入場時間をズラしていたものの、数カ所ある駐車場はいずれも満車。さまざまなスタイルでカスタムされたデリカD:5や歴代デリカ、デリカミニが駐車場を埋め尽くす光景は圧巻で、デリカオーナーでなくても見学可能。デリカD:5の購入を検討中、もしくは気になっている人にとってはオーナーの「生の声」を聞ける絶好のチャンスで、三菱車のイベントではおなじみの「4WD登坂キット同乗体験」を家族みんなで体験すれば、奥さんへの強力な説得材料になるはず!? 会場を訪れたデリカD:5オーナーのお目当ては有名パーツメーカーやショップブース。人気アイテムが特別価格で販売されていて、メーカーのスタッフから取り付け方法やコツについてアドバイスを受けながら、買ったものをその場で取り付けている人も多かった。ルーフラックやリヤラダー、バンパーといった「大物」は仲間のサポートを受けながら装着。SNSやリモート全盛時代だが、こうしたリアルな場で交流が深められるのもDFMの魅力で、「昼メシおごるから取り付け手伝って!」みたいな会話がそこかしこで聞かれた。 ノーマルのままでも、カスタムしても楽しめるオールラウンダー、デリカD:5の魅力が凝縮されたDFMは、毎年6~7月の土曜日に開催されているので、オーナーのあふれる「デリカ愛」を会場でダイレクトに感じてほしい。 ■DFM会場で気になった 「オーナーさん自慢のデリカD:5、見せてください!」 たつのこさん 特別仕様車のシャモニーと思いきや、よく見るとグリルやアウタードアハンドルなどブラックアウトした部分に艶がない。ウォームホワイトパール×マットブラックのコンビはスター・ウォーズのストームトルーパーをイメージしていて、走行距離の少ない中古をベースに塗装も含めてV2-Styleでカスタムを実施。キャンプにハマり、海際や林道の奥など、デリカでしかたどり着けない場所を攻めたくなり、低床のオデッセイから乗り換えた。 strike211さん スターワゴンでデリカの万能ぶりにほれ込み、2019年のビッグマイナーチェンジ後にすぐに購入し、DIYでカスタムを積み重ねてきた。テーマは「オフローダーとスポーティの融合」で、フロントのダクトはeKスポーツの流用、オーバーヒート対策でオイルクーラーと冷却水の気泡を取り除くリザーバータンクを取り付け。タイヤ外径を大きくしているのでリフトアップしているように見えるが、足まわりはノーマルなので社外品を検討中だ。 cappriusさん 「じつは後期型D:POPの登録1号車なんですよ」と、アウトドアブランドCHUMS(チャムス)のカラーリングをイメージした愛車のプロフィールを明かしてくれたcappriusさん。DIY好きでカーボン柄グリルなどはすべてラッピングフィルムを手貼りで再現。ポップアップルーフは屋根が開くのでラックが付けられない。それを補うのがヒッチキャリヤとサイクルキャリヤで、UGAMOS(ウガモス)×GReddyのサイド出しマフラーで熱害対策。 ブラン☆さん 「CX-8からボンゴフレンディに乗り換えた人がいて『屋根が開くクルマなんてあるの!?』と調べてみたら、保証付きの新車で買えるのがD:POPで、一目ぼれしちゃいました」と自身もCX-8から乗り換え。ACCのステアリング支援がなくテレスコがないなどの不満はあるものの、それを補って余りある楽しさがデリカD:5の魅力。「CX-8のころはイジるとカッコ悪くなる」ぐらいに思っていたのが、デリカD:5は何かやりたくなるんですよね(笑)」 <文=湯目由明、写真=山内潤也>

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