ホンダの新型「4人乗りスポーティカー」まもなく発表! 赤ボディがイカす「プレリュード」 歴代モデル集結、何が進化した?

ホンダの新型「プレリュード」が魅せる次世代の操る喜び---歴史と先進技術が融合したクーペが今秋登場  2025年7月18日にホンダはメディア向けに今秋発売予定の6代目となる新型「プレリュード」の登場に先駆けて、歴代プレリュード試乗会を開催しました。  そんな試乗会に新型プレリュードも展示され、初公開となる白いボディカラー×ブラックインテリア仕様をはじめ、赤色のボディカラーをまとった仕様もありました。 【画像】超カッコいい! これが新型「赤いプレリュード」です!(30枚以上)  では、新型プレリュードにはどのような特徴があるのでしょうか。改めて振り返ります。 まもなく登場のホンダ新型「プレリュード」  ●「デートカー」から最新技術の実験場へ-プレリュードの歴史  かつて「デートカー」や「スペシャリティカー」として多くの人々に親しまれたプレリュード。  1978年の初代は日本初の電動サンルーフやホンダマチックを採用。1984年の2代目は日本初の4輪ABSや5速MT、パワーウインドウを採用しました。  1987年の3代目では、世界初の四輪操舵システムやダブルウィッシュボーンサスペンション、アンチロックブレーキシステムなどを採用。  1991年の4代目は、2.2リッターDOHC VTECやSRSエアバックシステム。1996年の5代目はアクティブトルクトランスファーシステム(ATTS)を採用するなど、その時代に合わせた最先端の技術が盛り込まれているのが特徴です。  そして、5代目モデルが生産終了してから24年の時を経て、このたび6代目として復活することになりました。  今回の6代目プレリュードも例外ではなく、ホンダの最新技術を結集させた一台となっています。  ●流麗なシルエットと最新技術を融合した新型プレリュード  新型プレリュードは、現行「シビック」(11代目)のプラットフォームをベースにした2+2のクーペスタイルを採用しています。  外観デザインは、空を滑空するグライダーのような流線型のプロポーションが特徴です。  低くシャープなフロントノーズから流れるように続くルーフラインにより、走りの良さを予感させる伸びやかなフォルムを実現しています。  特筆すべきは、クリーンなデザインへのこだわりです。ドアノブはボディに埋め込まれており、出っ張りがないツルツルとした面になっています。  これは空力性能の向上だけでなく、クリーンなデザインを追求した結果です。開発者によると「なるべく突起物をなくしたデザイン」を目指したとのこと。  このドアノブはホンダのビジネスジェット「ホンダジェット」の荷物入れにも使われているのと同種で、カギを持ってクルマに近づくと自動でドアノブ後方がせり出す仕組みになっています。  また、ルーフにシャークフィンアンテナもなく、アンテナはリアガラスに埋め込まれています。これらの工夫により、どこから見てもツルリとした美しいラインを実現しています。  室内空間も現代のデートカーにふさわしい装いです。シートはブルー(深いネイビー)とホワイトでコーディネートされ、ブルーは包み込まれるような安心感を、ホワイトは軽快感を表現。  シートセンターのブルー生地には、ホンダのヘリテージのパターンを現代風にアレンジしたモダンな千鳥格子が採用されており、乗員2人が快適に過ごせる室内空間となっています。  ●「次世代e:HEV」と「S+ Shift」がもたらす新しい操る喜び  新型プレリュードの最大の特徴は、新開発の「次世代e:HEV」と「Honda S+ Shift(エスプラスシフト)」という新技術です。これは量産車を皮切りに、次世代e:HEV搭載の全モデルに展開される予定の新時代のホンダらしさを象徴する技術です。  S+ Shiftは、五感を刺激し、ドライバーとクルマがより「Synchronize(シンクロナイズ:一体化)」するような、爽快で意のままの走りを最大化するために開発されました。聴覚・視覚・体感で訴えかける新システムとなっています。  e:HEVの特長であるモーター駆動とエンジン直結をシームレスに切り替える機能、高効率エンジン、2つの高出力モーターを駆使することで、運転状況に応じたエンジン回転数を緻密にコントロール。  加速時には、エンジンと発電用モーターが協調して変速を行いつつ、エンジンの原音に加えてASC(アクティブサウンドコントロール)がスピーカーからも音を提供し、リニアで迫力のあるサウンドを届けます。  減速時には、もう1つの駆動用モーターを活用して、あたかも有段ギアを変速したかのようなドライブフィールを実現。  e:HEVはメカニカルな変速機構は持っていませんが、S+ Shift作動時はパドルがギアセレクターの役割を担い、従来のSports DCTよりも速い応答性での変速フィールが得られるとのことです。  同時に、メーターがタコメーター付きの表示に切り替わり、視覚からも変速のイメージを増幅。切れ味の鋭いシフトフィールと迫力あるサウンド、瞬時に反応するメーターの相乗効果で、新時代のホンダらしさを感じることができる「操る喜び」を提供します。 6代目(左)と初代(右)のプレリュード  ●新たな「ホンダらしさ」を提案する2025年秋発売の新型プレリュード  新型プレリュードには、まるでV6エンジンのような気持ちのいいサウンドや、「運転しているのは間違いなく自分なんだ」と実感できる、懐かしくも新しい満足感が詰まっていると評価されています。  これまでのハイブリッドモデルが、エンジンの存在を小さくしようとする傾向にあったのに対し、新型プレリュードではエンジンの良さを最大限に引き出すことで、「魅力あるホンダならではのハイブリッド」を作り上げました。  S+ Shiftの「S」には、「S2000」や「S660」、スポーツグレード「TYPE S」といったホンダのスポーツスピリットを継承するモデルや技術に与えられる「S」はもちろん、「Synchronize」「Special」「Sensational」など新たな価値を「プラス」し、ヒトとクルマを新たな世界に「シフト」させていくという思いが込められています。  2025年秋の発売に向けて最後の仕上げが進められている新型プレリュード。  伝統的なスポーツマインドと最新の電動化技術を融合させた新時代のホンダらしさを体現する一台として、大きな期待が寄せられています。

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