全国高校野球地方大会は１７日、今春の選抜大会で８強入りした広島商（広島）が４回戦に、花巻東（岩手）が３回戦に進出した。 昨夏の代表校では、聖和学園（宮城）が初戦で敗退。聖カタリナ学園（愛媛）も２回戦で敗れた。 花巻東１０—０花巻農（５回コールド） 花巻東は、１回戦で高校通算２６号となる本塁打を放った３番新田が３安打２打点と活躍し、３回戦に駒を進めた。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平らを指導してきた佐々木監督は「思い切りがよく、最後までしっかり振り切れる」と評価し、本人は好調の理由を「ボール球を見極められている」と語る。筋力アップにも励み、ベンチプレスの重量は昨年から１５キロ増の９５キロ。技術とパワーの両面で成長する左打者が、１８年ぶりのノーシードから３年連続の夏の甲子園を狙うチームを引っ張っている。
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