先月、オンラインカジノの規制強化のための改正法が成立したことを受け、警察庁はインターネット上の違法・有害情報の通報窓口で取り扱う違法情報にオンラインカジノの広告や宣伝の情報を追加する方針を固めました。 警察庁はネット上の違法・有害情報について、「インターネット・ホットラインセンター」に委託して通報を受け付けていて、センターは通報をもとにSNS事業者へ情報の削除要請を行っています。 先月、国会で成立したオンラインカジノの規制強化のための改正法では、オンラインカジノサイトの開設、運営にくわえ、オンラインカジノに誘導する広告やSNSでの宣伝の投稿なども違法となりましたが、罰則はありません。 そのため警察庁はこうした広告や宣伝の情報を「インターネット・ホットラインセンター」が取り扱う違法情報に追加し、通報を受け付ける方針を固めました。 改正法が施行される9月25日までに追加することで、SNS事業者へ削除要請ができるようになり、情報の削除が推進されると期待されています。 通報を受け付ける情報は、具体的にはオンラインカジノサイトのURLが掲載されている場合や、サイトの名前に加えて「賭けよう」「始めませんか」「今なら無料」「○○で検索」「おすすめ」などの表現が記載されている場合、無料版のサイトでも有料版のURLが掲載され誘導している場合などが対象となります。
もっと
