15日午後、福岡県久留米市で、解体工事中の建物が倒壊し、作業員2人が重体となっています。さらに、現場近くを歩いていたとみられる男性も巻き込まれました。久留米市の現場から中継でお伝えします。 久留米市六ツ門町の事故現場から40メートルほど離れた場所にいます。 仕事を終えて帰宅する人が多くなる時間帯ですが、現場は歩道沿いということもあり、巻き込まれた通行人もいたことから、危険性があるとして規制線が張られています。 警察官が、規制線の前で立ち止まった歩行者や自転車に乗った人に事情を説明する姿が多く見られます。 現場では午後5時ごろから、クレーン車による作業が始まりました。足場が解体されている様子が確認できます。 久留米市の建築指導課によりますと、現場の建物は築42年の2階建ての鉄骨の店舗で、今月1日から1か月かけて解体するという届け出が先月、出されていたということです。 当時、現場では6人が解体作業を行っていましたが、このうち3人が事故に巻き込まれ、残る3人は建物の倒壊中に逃げ出して無事だったということです。
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