14日午後、高速道路でトラックと高速バスが正面衝突し、2人が亡くなりました。 ◇ 午後1時ごろ、徳島県で撮影された映像に捉えられていたのは、高架の上で立ち上る炎と黒煙。懸命な消火活動が行われていました。 目撃者 「最初、白い煙だったけど、後からだんだん黒くなってきて炎が。バスが全部燃え上がる感じ」 現場に到着すると、白い煙の中から見えてきたのは、窓などが黒く焦げ落ち、骨組みだけとなったバス。現場では、救急隊員が点滴袋のような物をおさえながらゆっくりと移動を開始。ケガ人を搬送していたとみられます。 また、黒焦げとなったバスの前方部分にはトラックの一部が、また上空ら撮影した映像からは、荷台部分が大きくゆがんだ白いトラックが確認できました。 警察などによりますと午後0時半ごろ、バスとトラックが正面衝突する事故が起きたのです。現場は四国・徳島県の北東部、阿波市を走る徳島自動車道。片側1車線の見晴らしのいい高速道路で、事故は起きました。 バスは愛媛県の伊予鉄バスが運行する神戸行きの高速バスで当時、運転手を含めて13人が乗車。逃げ遅れた1人が亡くなり、少なくとも5人が重傷とみられます。また、トラックの運転手の死亡も確認されました。 バスの運行会社によりますと、バスの運転手は「トラックがセンターラインをはみ出してきてぶつかった」「トラックのフロントタイヤがパンクしたように見えた」と話しているということです。 警察と消防が事故の詳しい状況を調べています。
もっと
