フジテレビ系系情報番組「サン！シャイン」（月〜金曜・午前８時１４分）は１０日、新潟県上越市の中川幹太市長が９日に公務中の懇談などの場でかつて自身が住んでいた兵庫県三田市のコメは「まずい」と発言したことに関し、記者会見を開き「軽率で極めて不適切な発言であり、猛省している」と述べたことを報じた。 　上越市などによると中川氏は１日にふるさと納税専門官に委嘱状を交付した際の懇談で、三田市産の酒米「山田錦」で造った日本酒を称賛する一方、主食用米は「まずい」と発言。３日にも専門学校の特別授業で三田市に関し「コメはあまりおいしくない」と話した。 　中川氏は８日に三田市の田村克也市長に謝罪状を送ったという。今後、三田市を訪れ、田村氏に直接謝罪する意向も示した。 　会見で中川氏は「（三田市に住んでいた）３０年以上前に食べていたお米の感想として、どこの産地のお米かわからない中で「おいしくない」と話したものである」と釈明した。 　さらにスタジオでは中川氏を巡り、２０２３年７月に市内の私立高校について「レベルが下の方にある」。２０２４年６月に「工場では高卒レベルの人が働いている」など過去の失言を紹介した。 　失言について木曜スペシャルキャスターで元衆院議員の杉村太蔵は「失言っていろんな失言がありますけど、僕も失言してしまう…」と切り出し「一番多いのはマックステンション上がった時に結構、失言出ちゃうんです」と明かした。 　杉村は２００５年の衆院選に自民党から比例代表南関東ブロックから立候補して初当選したが、当選直後に「料亭に行ってみたい」など発言し問題となった。自身の「失言」を振り返り「まさか当選するなんて思ってない。ところがまさかの当選した時に本当、我が人生最も振り切れたんですね。その時についポロっと出るんですよ」と明かした。 　さらに「料亭」発言を「今さら視聴者のみなさんに申し訳ないんですけど」とした上で「何の悪気もなかったんです。当時２６歳の私にとって政治家といったら料亭っていうイメージがあって…行ってみたいなぁって」と釈明していた。