この暑さの中、悩ましいのが、買い物に出た後に冷凍食品や生鮮食品を家までどう持ち帰るか。 実は今、機能性の高い保冷バッグが続々と登場し、人気になっているようです。 【写真で見る】検証…12時間前に保冷バッグに入れた氷、どれだけ残る? 背負えるタイプも登場! 保冷バッグ最新トレンド 井上貴博キャスター: 厳しい暑さが続きますが、食品の持ち運びは皆さんどうしているでしょうか。 「短時間なら大丈夫だろう」という気がしてしまいますが、管理栄養士のShieさんによると、食品の温度は10度以上で菌が増殖しやすく、5〜10分でもリスクが高まるそうです。 また、冷たいもので“サンド”するという考え方はどうでしょうか。アイスと冷凍食品で挟んであげれば何とかもつのでは…と考えてしまいがちですが、結露した水が食品につくと傷みやすくなるということです。 こういうところにもリスクがあるため、短時間でも保冷バッグの使用がおすすめされています。そこで、最新の保冷バッグを紹介していきます。 ●クルリト クーラーマルシェバッグ (モッテル/2178円) 結構大きく、中はしっかりとしていますが、折りたためるので持ち運び便利です。 ●保冷もできる 2wayリュックトートバッグ (ボンモマン/3740円) もちろん保冷バッグの機能があるのですが、リュックとして背負うこともでき、あまり保冷バッグだとわかりません。両手があくのでベビーカーなどを押すこともできます。 ●365FReeezDesign (自由人倶楽部/36リットル6987円 ※「Makuake」での先行販売価格) マットレスに近いぐらいの分厚さがあります。番組スタッフが朝5時に入れた氷が12時間経ってもまだ残っており、それだけの保冷能力があるバッグです。 この商品は9月出荷予定で、持ち運べる冷蔵庫がテーマだといいます。8ミリメートルの断熱材など、断熱5層構造となっており、室温29.5度で氷を入れて検証すると、開始時と12時間後であまり変わりません。 出水麻衣キャスター: 最近は本当に猛暑日が続出しているので、こういう保冷バッグがあると心強いですよね。 冷蔵室、ぎゅうぎゅうに詰めるべき? 隙間を作るべき? 井上キャスター: 保冷剤は“長時間タイプ”が人気のようです。 たとえば「クーラーショック」という保冷剤はS/M/Lでサイズが変わり、価格は1100円から。アルミニウムなど3層構造になっており、熱伝導率をとにかく高めた商品なので、冷却が早く、長時間キープすることができるといいます。 2024年は約6万3000個が販売され、これは前年比で約2倍。もともとアメリカで飛ぶようにヒットしたものが、でも販売されているそうです。 さて、皆さんは冷蔵庫をどのように活用していますか?ぎゅうぎゅうに詰めるか・詰めないか、どのくらい空間を空けるかなど…。 パナソニックの調べによると、冷蔵室はあまり詰めすぎるとよくないそうです。冷気の流れが滞ってしまいます。適度な隙間を作り、冷気を室内全体に循環させてあげるといいでしょう。 一方、冷凍室は違う考え方になります。冷凍室全体がしっかり凍っていればお互いに冷やしあう効果が生まれるため、よりぎゅうぎゅうに詰めたほうがいいそうです。 また、冷蔵室はどこに何を保存するべきかについても調べてみました。Panasonic Cooking Labの丹治史華さんによると、冷気は重たくて下のほうに行くため、▼上段には飲み物、ジャム、調味料などを、▼中段には卵、豆腐、ヨーグルトなどを、▼下段には生肉、魚などを保存するのがいいそうです。