【ニューヨーク＝山本貴徳】米国のトランプ大統領は８日、フロリダ州にある自身の邸宅「マール・ア・ラーゴ」近くの幹線道路が「ドナルド・Ｊ・トランプ大統領大通り」に改名されたと自身のＳＮＳで明らかにした。 改名されたのは「サザン大通り」のうち、パームビーチ国際空港と邸宅を結ぶ幹線道路を含む約４マイル（６・４キロ・メートル）の区間で、トランプ氏がたびたび使用する移動ルートにあたる。ＡＰ通信によると、標識などが設置されるものの、住所としては今後もサザン大通りの名称が使われるという。米グーグルの地図アプリ「グーグルマップ」では新しい表記に切り替わっている。 フロリダ州議会による法案の可決やデサンティス州知事の署名を経て、８日に地元自治体が最終承認した。改名を巡り、一部住民から反発もあったが、賛成派が押し切ったという。 トランプ氏は「素晴らしい名誉を与えてくれた皆さんに感謝します！フロリダが大好きです！」と投稿した。
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