日産「新型コンパクトセダン」まもなく登場! 「サニー後継機!?」は全長4.6m級の「ちょうどイイサイズ」×新“e-POWER”も搭載!? 2025年後半「新型セントラ」米国で発表に期待大

「サニー」の歴史を今に受け継ぐ伝統的な小型セダン  日産「セントラ」は、北米など海外市場で根強い人気を集めるコンパクトな4ドアセダン車です。  その後継モデルが2025年後半に米国で発表されますが、どのようなクルマとなるのでしょうか。 精悍スタイルで今も人気! 写真は現行型の日産「セントラ」2025年モデル[北米仕様] 【画像】超カッコいい! これが日産の「新型コンパクトセダン」です! 画像で見る(30枚以上)  2025年3月26日、日産は今後投入予定の新型車やマイナーチェンジ、そして2025年度から2026年度にかけて導入される新技術の概要を発表しました。  6月17日にワールドプレミアされた新型「リーフ」の予告のほか、第3世代e-POWERに関する情報などが公開されましたが、同時に北米市場に向けた新車投入計画についても明らかにされています。  高級ブランド「インフィニティ」向けも含め、北米では次世代BEV(バッテリーEV:電気自動車)およびハイブリッド技術を搭載した新型車・改良車を10車種以上投入するといいます。  特に2025年度には、新型リーフや、三菱からOEM供給される「ローグPHEV」(ローグ:日本名「エクストレイル」)のほか、2025年後半にはセントラの次世代モデルと、「パスファインダー」のマイナーチェンジモデルも登場する見通しとなっています。  セントラは、1980年代に小型セダン「サニー」の米国名として誕生。  現行モデルである8代目セントラ(B18型)は、2019年の登場から5年が経過してはいますが、2024年は北米市場で前年比40%増となる15万2659台も売り上げるなど、ローグに次ぐ日産の主力モデルとして、いまも高い人気を誇っています。  ボディサイズは、全長4646mm×全幅1816mm×全高1445mmと、都市部でも扱いやすく程よい大きさ。  安全技術「セーフティシールド360°」をはじめとした先進装備に加え、安心感のある走りと快適な乗り心地、低燃費、広々としたインテリア、さらには2万1590ドル(約313万円)からとコストパフォーマンスも抜群。  米国の消費者誌「コンシューマーレポート」では、2025年の年間トップ10にも選出されるなど、セントラは北米日産の事業において重要な役割を持ち、日産にとって絶対に失敗ができないモデルなのです。  ただ、2025年6月中旬時点で次期型セントラについて公開されているのは、一枚のシルエット画像のみ。  画像からはフォルムやヘッドライトの形状など、現行車とは異なるデザインであることが想像できますが、それ以上は情報がありません。  では次期型セントラはどういった内容になるのでしょうか。 最新世代「e-POWER」搭載は必須!  外せないのが、北米市場で急激にニーズが高まるパワートレインのハイブリッド化でしょう。  現行型は2リッターガソリンエンジン+CVTのみですが、北米でもハイブリッド人気が高まる中、このままでは競争力に限界があります。 日産が2025年3月26日に公開した新型「セントラ」のシルエット画像  中国向け「シルフィ」(セントラと同型車)にはe-POWER車もあり、その気になれば次期型を待たずしても搭載できるはずですが、今度のフルモデルチェンジで、高速燃費を改善する第3世代e-POWERへと移行し、一気にイメージチェンジを図る算段なのでしょう。  第3世代e-POWERは、高速走行時の燃費が第2世代e-POWER比で15%改善、コストに関しても初代e-POWER比で20%削減できるとしており、次期型セントラの目玉技術となるはずです。  もちろん、エクストレイルや「アリア」のような大型液晶を用いたデジタルメーターや大型インフォテインメントディスプレイ、さらにはGoogle搭載の最新インフォテインメントシステムの導入も期待されます。  先進運転支援技術に関しても、「セレナ」にプロパイロット2.0を搭載したように、次期型セントラにも最新のプロパイロット技術が搭載されれば、テクノロジー志向の強い若年層への訴求力も大きく高まりそうです。  おそらくボディサイズは大きく変化せず、価格も2万5000ドル前後(約363万円)を維持できれば、引き続きヒットモデルとなる可能性は非常に高いのではないでしょうか。 ※ ※ ※  今なお高い販売実績を誇る現行セントラが北米市場を下支えしているおかげで、日産は経営的な体力を(どうにか)維持できているともいえます。  次期型セントラが成功すれば、ユーザーがブランドへの信頼を深め、将来的には上級モデルやインフィニティ車へのステップアップにもつながるはず。  そのため薄利多売となろうと、デザイン・性能・安全性そして価格のすべてにおいて、次期セントラは競合を凌駕する魅力が求められます。  次期型セントラが、「日産の再起を象徴する存在」となることを大いに期待したいところです。

もっと
Recommendations

ホンダの「2ドア“MR”ハッチバック」!? まさかのスライドドア&ミッドシップ採用の「斬新モデル」! めちゃ便利そうな米の「ステップ“バス”」とは

ホンダの設計思想「M・M思想」を極限まで追求したスタディモデルだ

日産「新型コンパクトセダン」まもなく登場! 「サニー後継機!?」は全長4.6m級の「ちょうどイイサイズ」×新“e-POWER”も搭載!? 2025年後半「新型セントラ」米国で発表に期待大

「サニー」の歴史を今に受け継ぐ伝統的な小型セダン日産「セントラ…

新車210万円!「高級感強い」「コスパが良すぎる」賛美の反響多数!ホンダ「フィット ブラックスタイル」がスゴイ!

より引き締まったデザインで上質な仕様でまとめられているという

全長3.7m“ちょうどいいボディ”で「430馬力超え」! 斬新「コンパクトカー」に注目! めちゃ“ワイドボディ”&極太マフラーの「本気(マジ)仕様」! 専用内装も魅力のアストンマーティン「V8シグネット」とは?

スポーツカーのエンジンを搭載した爆速コンパクトカー!毎年7月にイ…

トヨタ新「“3列”SUV」発表! “ラダーフレーム”の「本格モデル」に”初”のエコ仕様「ネオドライブ48V」! 全長4.7m級の「フォーチュナー&レジェンダー」印国に登場

同車は、トヨタが海外で展開するラダーフレーム構造の本格派3列シートSUV

2リッターエンジン搭載で「330馬力超え」! 新「コンパクトカー」初公開に大反響! 「“ブラック仕様”がカッコイイ」「遊び心満点」「速そう」の声も! 史上最速のVW新「ゴルフR」に熱視線!

日本初公開された史上最速「コンパクトカー」に反響集まる!2025年6…

マツダ「新型CX-5」初公開! “9年ぶり”全面刷新でどうなる? エンジンは? デザインは!? 新たな「大人気SUV」欧州で正式発表へ

海外の複数のマツダ現地法人が1日にデザインの一部を初公開

トヨタ新「“5人乗り”ワゴン」に大反響! 「シエンタサイズなのに“車内めちゃ広い”」「快適装備が標準でもり沢山なのがイイ」の声も! “スライドドア”&カクカクデザイン採用の「ジャパンタクシー」登場!

より快適に! ネット上で反響集まる!2025年6月2日、トヨタはタクシ…

約190万円! 5速MTのスズキ「超コンパクトハッチ」がスゴい! 全長3.9m級で1トン切り軽量ボディ! “5人乗り”精悍モデル「スイフト“MX”」の実力とは

MT+ハイブリッドの組み合わせも貴重!スズキは2023年12月、コンパ…

ダイハツ新型「ムーヴ」なぜ爆売れ!? 斬新“スライドドア”採用の「新・軽ワゴン」が大人気! 1ヶ月で「約3万台」も売れた理由とは!

発売後約1カ月で月販目標台数(6000台)の5倍となる約3万台を記録

loading...