過去10年の傾向から勝ち馬を探る「第61回七夕賞」を分析

 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は夏の福島名物「第61回七夕賞」(サマー2000シリーズ第2戦)を分析する。79年から04年まで1番人気が26連敗した荒れやすいハンデ重賞。過去10年でも1番人気はわずか1勝にとどまっているが、今年はどうなるのか。  ≪前走クラス≫重賞組【8・7・4・89】が馬券圏内30頭中19頭を占めるが、連対率&複勝率はオープン組(リステッドを含む)【2・3・3・20】がいい。昨年はメトロポリタンS(リステッド)から参戦したレッドラディエンスが勝利を収めた。昇級戦組は【0・0・3・10】と勝ち切れていない。  ≪前走着順≫2着馬こそ3勝を挙げているが、1着馬は【0・1・3・11】、3着馬は【0・1・1・7】と前走で馬券圏内に入った馬の成績はそこまで芳しくない。5着は2勝、6〜9着は3勝、2桁着順からも2つの白星があり、大敗組にこそチャンスがある。  ≪年齢≫5歳【4・5・3・32】(連対率20・5%)が強い。近5年で見ると21、22年が馬券圏内独占、昨年はワンツーだった。次いで4歳【3・1・2・17】(連対率17・4%)が好成績。6歳【2・3・5・36】(連対率10・9%)は一枚落ちる。7歳以上【1・1・0・36】(連対率5・3%)は狙いづらい。  ≪結論≫伏兵ドラゴンヘッドの巻き返しに期待する。前走バーデンバーデンCは前が残りやすい福島開幕週のレース。後方から運んだ同馬には厳しい条件で、8着も仕方なかった。2走前に見せた末脚は重賞級。今の差しが決まる馬場なら一発を狙える。(データ班)

もっと
Recommendations

【2歳新馬戦】“白毛姉妹”手がける須貝調教師「動きが軽いね。ソダシより性格が穏やか」 ソダシの半妹マルガが12日デビュー 

白毛のアイドルホースとして愛されたソダシの半妹マルガ(父モーリ…

“馬業界の間口広げたい”友道厩舎・大江助手が高校馬術部設立 多くの人の背中押すきっかけに−思いを胸に新たな挑戦

幼少期から何度も足を運んできた阪神競馬場。今春には大きくリニュ…

【福島新馬戦】ガードオブオナー 父サトノダイヤモンドそっくり!? 林師「これから成長していく馬」

父サトノダイヤモンドを思い起こさせる体つきで、スラリと胴長

【新馬戦総括】圧巻ショウナンガルフ完成度高い アランカールは今後の成長に期待

直線は持ったままで後続を突き放し、完成度は高く成長が期待される好素材

過去10年の傾向から勝ち馬を探る「第61回七夕賞」を分析

過去10年でも1番人気はわずか1勝にとどまっているが、今年はどうなるのか

【びわこボート G2全国ボートレース甲子園】石丸秀典の“超イイ値”は山口剛 故郷・広島に大旗を

「超イイ値」を担当する石丸秀典記者は、広島代表の山口剛の一発に期待

【びわこボート G2全国ボートレース甲子園 初日】12Rは馬場貴也 前検トップタイムタイを素直に信頼

初日12Rドリーム戦1号艇が転がり込んできたのが京都代表の馬場貴也

【スパーキングレディーC】テンカジョウは8枠9番へ

7月9日(水)に川崎競馬場で行われる、スパーキングレディーカップ…

【びわこボート G2ボートレース甲子園】関浩哉 「これまでのびわこの中ではいい感じ」

ボートレースびわこのG2「第7回ボートレース甲子園」が8日に開幕す…

 【七夕賞】コスモフリーゲンが重賞初挑戦Vへ 畠山調教師「この馬で勝負していきたい」

◆第61回七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メー…

loading...