『トイ・ストーリー』『リメンバー・ミー』、昨年の夏に公開され、世界的な大ヒットを記録した『インサイド・ヘッド２』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしもの物語”を描き、数々の心温まる感動を全世界に贈り届けてきたディズニー＆ピクサー。その劇場最新作、地球でひとりぼっちの主人公エリオが、何光年も離れた星で、本当の居場所と大切なつながりを見つける物語を描く感動のファンタジー・アドベンチャー『星つなぎのエリオ』が、8月1日に劇場公開される。ピクサー作品ではこれまで、『トイ・ストーリー』シリーズのウッディとバズ、『モンスターズ・インク』シリーズのマイクとサリーなど、友情で結ばれた数々の名コンビが世界中で人気を博してきた。本作でピクサーの新たな仲間入りを果たすのは、両親を亡くし孤独に感じている主人公の少年エリオと初めての友だちになるエイリアンの少年グロードンという親友のふたりだ。 【写真】マイク＆サリーも最高！ 　これまでピクサー作品では、いくつもの作品で＜固い絆で結ばれる友情コンビ＞が登場し、互いに協力して困難を乗り越えながら親友になっていく姿が描かれてきた。例えば不朽の名作『トイ・ストーリー』シリーズでは、明るく陽気だが常に仲間のことを想うウッディと、まじめで責任感が強いバズの互いに支え合い息ぴったりの“相棒コンビ”。 　またピクサーが誇る大人気作品『モンスターズ・インク』シリーズでは、がんこな性格だがいつも元気で明るいマイクと優秀な「怖がらせ屋」にして偉ぶらないやさしい性格のサリーの“大親友コンビ”。一見すると何もかもが正反対だが苦楽を共にし、絆で結ばれていく姿に何度も世界中を感動に包んできた。 　そして本作ではエリオとグロードンがその数々の＜友情コンビ＞の新たな一員として仲間入りを果たす。周囲になじめず孤独を感じているエリオと、戦いの星に生まれた心優しいエイリアンの少年グロードン。人間とエイリアンという一見正反対で相いれないふたりだが、お互いに“孤独”を感じていることで絆を深め、友情の先にある“大切なもの”を見つけていく。 　エリオとグロードンについてプロダクション・デザイナーのハーレイ・ジェサップは、「この映画の重要な部分は、エリオとグロードンの友情です。彼らは見た目も違い故郷も違いますが、どちらもつながりたいという願望を持っているのです。初めて会った時からふたりは絆を感じており、それがこの物語を引っ張っていくのです。仲間を見つけたという喜びは、私たち誰もが理解できることですから。」と、つながりを求めるという点で共通しているふたりの絆と友情が、物語の重要な要素となっていることを明かした。 　「本当の僕を知ってほしいんだ」と語るエリオは周囲の人間となじめず他人に対して壁を作ってしまうが、グロードンの「そのままの君が好きだよ」という答えにふたりは初めて本当の友達になっていく。そんなふたりの関係について監督のマデリン・シャラフィアンは、「エリオにとってグロードンは本当に大切な存在です。きらびやかで素晴らしいコミュニバースのメンバーではなく、深い絆でつながる本物の友達なのです。そしてエリオは、この新しい友情を通して自分自身について多くを学ぶことになります。」と、初めての本当の友情がエリオを成長させていくことを明かした。エリオとグロードンの友情に涙する、ピクサー史上最もやさしい感動に包まれる物語から目が離せない。 　アニメ映画『星つなぎのエリオ』は、8月1日より全国公開。