FANTASTICSの中島颯太が5日、映画『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！』の公開記念舞台挨拶に、共演の原田泰造、城桧吏、大原梓、松下由樹、富田靖子、そして二宮崇監督とともに出席。撮影中にファンと遭遇し、とんでもない勘違いをされたというエピソードを語った。 【写真】映画『おっパン』豪華キャストが舞台挨拶に登壇！（全22枚） 　2024年1月期に東海テレビ・フジテレビ系の土ドラ枠で放送されるやいなや、動画配信サービス「TVer」での初回再生回数が1週間で89万回を記録。東海テレビ制作史上歴代1位（2024年1月時点）という大記録を打ち立てた『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！』（通称：おっパン）。世間の古い常識や偏見にとらわれた昭和の“おっさん”が、LGBTQ＋、推し活、2次元LOVE、メンズブラといった新しい“常識”に出会い、少しずつ価値観をアップデートしていく姿を描いたロールプレイング・ドラマとして、大きな話題を呼んだ。 　そんな本作でゲイの五十嵐大地役を演じた中島。ドラマの最終話では、紆余曲折を経て恋人の砂川円（東啓介）と結婚する姿が描かれた。今作では、水族館で円とデートするシーンもあり、「撮影の空き時間に“散歩しようよ”と普通に遊びに出かけたところ、たまたま『おっパン』を見ていたご夫婦がいらして、“見てました！”と声をかけてくださったんです。でも、隣には円先輩（東啓介）がいたので、“えっ、プライベートでも!?”“どういう状況!?”と驚かれてしまって（笑）」と撮影時の裏話を明かした。 　当時はまだ映画の情報が解禁されておらず、撮影中であることも伝えられなかったため、「プライベートでもデートしていると思われた」と語り、会場の笑いを誘った。 　また、本作のテーマのひとつが“アップデート”であることにちなんで、監督に「アップデートした（成長した）キャストは？」との質問が投げかけられると、二宮監督は「中島くん」と即答。「円先輩のことを考えるシーンで、僕が“もう1テイクやろうかな”と思っていたら、中島くんのほうから“もう一度やっていいですか？　なんか今の、段取りっぽくなっちゃって……”と申し出てくれたんです。前回（ドラマ）では聞かなかったような言葉を覚えたんだなと（笑）」と成長ぶりを語った。 　そんな中島について、原田も「成長を感じた」とコメント。しかし、MCから「どんな瞬間に感じましたか？」と深掘りされると、「朝のあいさつもしっかりしてるし、セリフもちゃんと覚えてくるし。真面目で頑張り屋さん」と、どこか薄味な回答に。中島からはすかさず「薄いんだよなぁ」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。