投手復帰4戦目は2回3奪三振1安打無失点 【MLB】アストロズ 6ー4 ドジャース（日本時間6日・ロサンゼルス） 　ドジャースの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、本拠地のアストロズ戦に「1番・投手」で投打同時出場した。31歳のバースデー登板は最速100.9マイル（約162.4キロ）を武器に2回3奪三振1安打無失点。バットでは4打数1安打1四球で打率.281となった。チームは逆転負けで2連敗。 　安定した投球だった。初回は先頭・パレデスを左前打で出したものの、続くスミスを二ゴロ併殺打に。アルトゥーべは遊ゴロに打ち取った。2回は3者連続三振。復帰後最多の31球を投げてストライク21球だった。6月22日（同23日）の本拠地・ナショナルズ戦から3試合連続無失点となった。防御率1.50。 　試合前から祝福ムード一色だった。クラブハウスに入ると、カーショーから「ハッピーバースデー、ショウ」と声をかけられた。ロハス、ルイーズからも祝福。敵将のエスパーダ監督も「あまり長く投げないことを願っています。でも、僕が一番言いたいのは『ショウヘイ、誕生日おめでとう』ってことです」と話し、報道陣の笑いを誘った。 　本拠地の内野グラウンドには「Happy birthday」を意味する「HB,SHO」と文字を記す粋な祝福を行った。さらに降板後にはオルガンでバースデーソング。本拠地は大盛り上がりだった。 　しかし、バットでは奮わなかった。好投手バルデスと対戦し、初回先頭は一ゴロ、2回2死一塁は二ゴロ。4回2死の四球で5試合連続出塁としたが、6回2死一塁は再び二ゴロに打ち取られた。2点を追う9回先頭の右前打で3試合ぶりの安打をマークした。 　しかし、チームは2番手のロブレスキーが2点リードの3回に大量4失点。3点を追う4回にはロハスの中越え4号2ランで1点差に迫ったが、反撃はここまでだった。チームの連敗は6月7日（同8日）以来、約1か月ぶりだ。（Full-Count編集部）